平成16年長野県神社庁雅楽講習会篳篥覚書 H16.07.03〜04 松本護国神社

1.二拍、四拍で切る場合同時に息の吹き込みを止める(満了させる)
2.当て切りの場合は余韻が残る
3.盤渉調の場合
  例外を除いて「一イツ」を正律
  「六リク」をC=(ハン)神仙にメル
4.平調の場合
  例外を除いて「一イツ」をメル
  曲によってF=勝絶(しょうぜつ)の場合とE=平調の場合がある
5.塩梅(えんばい)をかける手前で息の量を増やす
6.四拍子の場合奇数拍を重くする(唱歌、演奏)アクセントをつける
  息が全開では強弱が付けられないので手前は多少緩める
7.只拍子の場合は
  大文字を一拍とし1と3を重くする(特に3を)
  譜面の黒丸印は膝の上、それ以外は横
  息継ぎの丸は4拍目
  息継ぎの丸以外で切る場合は当て切り
8.メリの後下がった口を戻すべき所できちんと戻す
9.拍と拍の間に2音以上は無い、塩梅は加算されることがあるが
  だからあわてない、その部分が聞かせ所の場合が多い
10.鳧鐘丁G#の場合左手親指を離した方が良い音がする、息の足りない人は
  親指を塞ぐと楽になる、演奏上どちらでも良い
11.楽しそうに演奏する、オーバーアクションにならないように
12.息を遠くに吹きつけるように吹く、下を向かない
13.暗譜する
14.流量を多くした方がメリ、塩梅が楽に出来る
15.舌(G雙調)の音はあまり強く吹かない
16.音の出し始めは低めから弱めから吹き出し所定の高さ張りを出すようにする
17.合奏の時息継ぎでは笙の音を聞き音を合わせる
18.