平成17年7月2・3日の長野県神社庁主催の雅楽研修会
今の3先生になってから19年目なんだそうです

篳篥部門の今年の曲
壱越調音取、酒胡子、新羅陵王急
平調音取、越殿楽、五常楽急
雙調音取、酒胡子
黄鐘調音取、越殿楽
盤渉調音取、越殿楽

注意点
吹き始めを気をつける、厚く下から上げて安定させる
塩梅の手前に張る、塩梅の後に当て切の場合が多いのできちんとした音にする
メリ、カリしかなく正律との中間はありえないのできちんと出す
塩梅だけ目だってはいけないメリ、カリ以外の正律をきちんと出す
きちんと発音した音を出す
発音しながら吹くとそのように聞こえる
下の音から凡へ行くと凡が高めの音になるので注意する
丁から一へ下りるとき一が高めになるので意識して下げること

合奏での注意点
切り方は2種類しかない、一拍の当て切りと偶数伯で切る延べ切り
どちらもずるっと伸びないおしりをきちんと切る
息を合わせる
龍笛のフィーチなど良く聴いてから合わせて吹く

舌関係
抜けの良い舌にするには責までの両サイドを薄くする
責までの良サイドは割れていても良い、責めから本体の方に割れが入ると不安定になりよろしくない
柔らかい葦は削るのを薄くする(結局長持ちしない、不安定)
責の材料は硬いものを選ぶ
舌の寸法に切断した後選別し揃ったものだけを拉ぐ