雅楽とは「和音」と「リズム」を駆使して喜怒哀楽や情景、雰囲気を
伝える、表現するものらしい
和音には単純な周波数比の綺麗な和音や複雑な周波数比の
重厚な和音があり、また音階の差を利用して哀愁を出したり
しているのかな
リズムも一定ではなく大方は始まりより終わりの方が早くなる
また息継ぎの時間も一定ではなく龍笛と篳篥がずれて息を
するなど複雑だ
音を出してるフレーズの演奏時間が徐々に早くなる度合いと
その息継ぎの時間が徐々に短くなる度合いが微妙に違う
多分考えられるテクニックを最大限駆使して何かを表現しているらしい
和音だけでなく不協和音を意図的に出す部分があってこれなども
計算された何かがあるのではないか
昔はこのあたりが口伝として伝わっていたのではないかと思う
この不協和音は譜面には記載されていない、本来口伝による
伝承が基本で譜面は忘れない程度に使われていたものらしい