葦(よし)切断 200.06.18 補足2005.06.27

2005.06.16日に以前所定の寸法に切断しておいた葦を拉ぐべく先端の1/3程を削った
一月くらい前に切断しそれを竹搾水に一晩漬けておいた物だ。黒く煤けた表情をしている
しかし内部も真っ黒だ、仕方ないので内部を丸ヤスリでこすり綺麗にした
この竹搾水の効用は意外な形で現れた。
細かい鋸で切断したのに意外とヒビが入ってる。一皮削ってみるとヒビのところが黒く線が
入ってるので一目両全となった。
これだけで1/4くらいは拉ぐ前からはじかれてしまった。
良く切れる細かい鋸を探さなければ成らない、とてもDVDのような音を立てるわけには行かない

2005.06.17日に炭を熾して拉いだ。蒸し暑くちょうど良い気候だ。20本拉いだけど6本は横に
割れが見えるのでものにはなるまい。

そのまま3本を削って完成させた。残り12本のうち外径10.5mmの物は3本しかない
外形11mmの物が多く残ってしまった。練習で作って見ようと思っている。
案外良い音がしたりして・・・

新しい蘆舌で歩きながら吹いてみた。息が足りない、鼻に抜けてしまう。最近楽な舌を使って
いて訓練が不足していた証拠となってしまった。
7月2日.3日の講習会までには鍛えておかないと・・・・あせる!!

それにしても竹搾水のにおいと味が無くならない、やはり燻製にしなければだめなのかも知れない

葦切断にハンドディスクグライインダーを使い刃はダイヤモンドホイールの切れ目の無い
薄い刃を使用したら綺麗に切れることが判った。
またグラインダーがレールを移動するような機械にしたら精度が著しく向上した。
実際これで切断したものを拉いでみたらとても具合が良い