舌のしこみ (更新2005.06.14)
演奏30分前位に図紙を水・湯茶でぬらしておく
この時1〜2ミリの開きを確認しておく
古い舌はぬるいとなかなか開かない
新しい舌は熱い湯だと開きすぎてしまうので注意が必要
図紙だけぬらして先は口にくわえて調整
毎日練習してる場合は開きやすい
その場合は図紙だけぬらして先は口にくわえて調整
しばらくぶりに仕込む場合
古い舌=熱い湯で開かせる場合とぬるい湯に数時間漬けておく場合がある
新しい舌=図紙をぬらし しばらくそのままにしておく
図紙がゆるくてずれてしまう場合=舌が膨れてくるのを待つ または 図紙を巻きなおす
以上のようにしておいて演奏の時 口にくわえて湿りを与え開き具合を調整する
図紙が湿っていれば、ある程度開いているだけで鳴るような舌作りをしておく
柔らかい葦はぬらしすぎるとぶよぶよになってしまうので注意が必要
責は柔らかくなると音程が定まらないのであまり湿らせない(ある程度の湿り気は必要)
夜練習がある場合早朝あるいは昼時間に一度仕込んでおくと練習のとき短時間で使えるようになる
上記のごとく事前に行っておくのは安定した舌で演奏したいからなのです
また舌が割れるのを防ぐ効果もあります
入れ物も工夫する(木箱をお勧め)乾燥が激しいときにはハンカチを湿らせて入れておくなり
ちり紙を湿らせて入れておく
梅雨時にはカビ無いようにこまめに管理する
毎日練習をしてその度にカテキンを補給してカビを撃退する
入れ物の中の当て紙などをこまめに取り替える