新人が早く上達する方法

それはありません 甘くないです

  日本最高峰の楽師さんは宮内庁の先生方です。その修行は中学生の時から
  住み込みで習います。海綿が水を吸うがごとくに吸収力の著しい時に集中的に
  習うのです。6年間勉強して終了試験に受からないとなれないのだそうです。

  唱歌を暗譜、必要なところで必要な音程で歌えるまで続くのだそうです、その後
  楽器を持つのだそうです。
  持ち管の他に「舞」「打ち物」「絃物」を覚えなければらならいのだそうです。

上達する方法はありませんと答えましたが、新人が中学生くらいならば宮内庁の
先生方のように行えば可能性はあります。

また、独学で行うのに早道はあります。良い先生を見つけることです。
良い先生=本物に近い事+研究心が旺盛+生徒の状態を的確に把握出きること

篳篥の場合 唱歌により曲を覚える+音を出せるようにする(舌の調節+筋肉を慣らす)

唱歌を覚えるには現在CDが発売されているのでそれで繰り返し練習します
其の時役立つのがKORG CA-30というチューナーです。サンプリングが早くて扱いやすい,絶対音階に近いものを得られるかもしれない
これで所定の音程で歌えるように練習します。これでリズムと音程が体に染み付くと思います。管を鳴らす時にも重宝します。

また、合奏のCDも多数販売されてるのでそれも良く聞き込みます。
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※ 訂正 KORG CA-30は均等平均律のチューナーなので雅楽では使えません
KORGのOT-12又はOT-120で律をPG(ピタゴラス音律)にして利用してください。雅楽の音律に近いそうです。(2006.11.01)
チューナーの針を見ないで音を鳴らして共鳴するように耳を慣らす練習も同時に
行ってください。平調一音を鳴らして一曲吹いてみてください
冬は盤渉を鳴らして、春は雙調、夏は黄鐘、秋は平調
そうそうCA-30の黄鐘の音は合ってるのでそれを鳴らして吹いてください
これは慣れないと難しいと思うけど
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新人が早く上達する方法=鬼が狂うほど集中的に練習するのはいかがですか

とにかく本人が「雅楽」が大好きになる
本人の努力、継続力、探究心、吸収力、冷静に自分の外から評価できる力
のどれもが望まれる
CDなどで一曲集中で最低1000回聴く、暗譜する

同好の志と気楽にお近づきに成れること、情報を多く吸収する
自分より上手な人を探す