源さん気まぐれ日記
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2008年10月1日(水) 発達途中の頭脳
中学生の発表会が済んでこれからは大人の方々の芸能祭での発表です。しばらくは大人の為の練習を主体にするので中学生にはやる気のある人だけが練習に来てくださいと連絡しました。
昨夜は中学生で初めて篳篥を吹く女の子と二回目の女の子を加えて女の子だけ4名が来ました。
この初心者二名が只者ではありません。事前に良く出来る男の子から教わってありしかも
その男の子からばかにされて闘志を燃やし二人で自習を行なってきたのです。
盧舌の調整を行なうと適正な音を出すべく果敢に挑んできます。楽譜を見ないで私の手元を
見ながら追いかけてきます。
勢いで越殿楽3行、音取、君が代をやってしまいました。
君が代はロングトーンの練習に役立つことを説明、今の持てる自分の息を使い切って一行一息で吹くこと(早くても良い)、これを繰り返せば徐々に息が作れること
この二人の内一人はアルトサックス、一人はクラリネットをやっているとのこと
多分篳篥をやることで音の巾が出るようになると思います
二人ともずっと雅楽をやって行きたいと希望しています。中学校で続ける環境が構築できなければ
大社での練習に誘います
それに一人は浦安の舞を舞いました。陵王を舞わせたい
私も中学生のころから雅楽をやりたかったですね
2008年10月7日(火) 今月の公民館練習
10月は火曜日の公民館予約ができませんでしたので急遽諏訪大社の部屋をお借りして
練習することになりました。
初回はたまたま他の団体も会議に借りていたので一番広い参集殿で行ないました。
そして中学生は中間テストのためお休みです
笙の練習生が来ないので笙班はお休み
龍笛が大勢いました。数えなかったけど10名位、篳篥は2名
篳篥は音取と越殿楽、指摘したことが直ぐに修正できるようになりました。またAさんは
越殿楽を暗譜していて合奏の時には龍笛を見ながら合わせることが出来ていました
息が苦しい状態の盧舌なので君が代を今現在吹ける速さで吹いていれば徐々に出来てくる
とアドバイス(一行を一息で吹くのがポイント)
龍笛メンバーが陵王乱序、安摩乱声を早く吹いてくれることを期待しています
2008年10月19日(日) お茶席での演奏
今日は麻績でのお茶席で演奏してきました。
出入りの時だけの演奏なので曲の途中止めがほとんどです
平調音取、五常楽急、倍臚、三臺塩急(二回)
抜頭、青海波(管絃二回と舞楽吹き二回)
お茶席からある程度離れていれば連続して演奏が可能だったと思う
しかし果たして連続演奏が出来たかは不明、自信がありません
程よく雰囲気を味わえたし、それなりに駆け引きを楽しみながら演奏が出来ました
蹲に小鳥が水を飲みに来る様を楽しむことが出来ました、人の気配があるのに
かなり近くまで来て水浴びをしています。見事な設計の庭だと感じ入りました
枝で演奏を小首をかしげて聴く様はかわいらしいですね。コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラだそうです。
演奏が終わると盛んに鳴きます
抗議の鳴き声だったのでしょうか?
2008年10月30日(木) 迫力
先日の火曜日に公民館の雅楽会の練習でした。一応毎週火曜日なので
8時20分頃より篳篥と龍笛で音取の練習を、一対一での練習です
全員が行なったところで笙が加わり笙の人数分練習をやりました
自分以外の人が吹いている時に指を動かしている人が増えてきました。
その後全員で越殿楽を正式に吹き、その後一行ずつ吹いておしまいになりました。
最初は音程が乱れていましたが次第に合って来るようになってきました。終了間際の
演奏は迫力があり気持ちの良い状態です。雅楽の良さが再認識されました
暗譜で吹く人が増えたことも大きく影響していると思います
見学者が2名と再参加1名で賑やかな雰囲気になってきました。
見学者のうち1名は篳篥のAさんの息子の嫁さんです。多分篳篥以外をやると思います
この雅楽会から22年の舞楽陵王への参加は篳篥の方々は可能性があります
龍笛は乱声が多いのでかなり厳しい面があります
打ち物での参加をお願いしようかな と思っています