源さん気まぐれ日記
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2009年1月1日(木) 歳旦祭
毎年1月1日は諏訪大社の歳旦祭で雅楽奉仕をします
下社は午前4時、上社は午前8時から神事を行ないます
上社は引き続き「蛙狩神事」(かわずがりしんじ)と
「御占の神事」(みうらのしんじ)があります
御占の神事はその年の御頭郷地区を占いで決めます
上社は狩にまつわる神事が多くて蛙狩神事もこれに当てはまります
下社の4時よりも上社の8時の方が寒いですね
管から雫が滴り落ちます。盧舌も長時間だと狂ってきますね
指が思うように動きません、打ったつもりが当たらなかったり
抑えたつもりがずれていて思った音が来なくて調子が狂ったりと大変です
今年は壱越調で行きました。酒胡子、胡飲酒破、陵王(蘭陵王舞楽吹き)
蛙狩の後蛙に矢を刺して神前に供えます、その後献饌になるので蛙を供える時から
演奏したほうが良さそうです
2009年1月3日(土) 元始祭
1月3日は元始祭です
上社午前10時から、下社午後2時から
胡飲酒破、酒胡子、蘭陵王(舞楽吹き)
龍笛班も慣れてきたようです
何に慣れるかと言えば演奏中の拍子の取り方なんです
譜面を見ながら演奏してるときに良くずれることがあります
慣れない曲だと演奏中拍子が取れないと言う事は慣れている曲の拍子の取り方が
良くないということだと思います
2009年1月12日(月) 初練習
諏訪大社秋宮での月曜練習の今年初めての練習始めでしたが笙軍団は来ませんでした
8時30分頃から龍笛4名、篳篥4名で合奏を
軽く平調越殿楽、五常楽、皇じょう急、倍臚で終わりました
1月21日(水)から水曜練習が始まります。水曜日は舞楽をやることにしています
さてどうなりますやら、たのしみですね
2009年1月13日(火) 童謡など
今夜の雅楽教室は童謡などやりました
老人福祉関係の施設に押しかけ演奏をしに行きます
解らない雅楽などより童謡唱歌の方がよろこばれます
演歌も受けますが雅楽器ではちょっと無理があります
さくささくら、君が代、荒城の月、遠き山に日は落ちて(新世界5番かな?)
あかとんぼ
龍笛の人がおこした譜面のためか篳篥にはかなり無理があります
お世辞にも楽しいとは言えませんがとりあえずやります
中学生諸君も興味を示してくれたみたいです。今まで譜面を見ようとしなかったけど
探すようになりました。もう少し現代の中学生に馴染みのある曲をやれば
良いかも知れない(それを知らない)
1月24日は午前と午後にそれぞれ違う施設で演奏します
入所者の障害の程度が違うのでそれぞれ合わせた構成になると思います
それまでにもう一回練習できるので次週が楽しみであります
2009年1月19日(月) 月曜練習
篳篥(4人)は季節はまだ冬だけど雙調を練習しました。
最初のエージングはそれぞれ(調子の人、音取の人、さくらさくらの人、君が代の人)
酒胡子、武徳楽、音取、調子、調子のカノン
龍笛(3人)と合奏
平調音取(3組)、越殿楽、五常楽急、皇じょう急、倍臚で時間となりました
水曜練習(舞楽)は1月28日からやります
蘭陵王舞楽吹きを予定してます
2009年1月24日(土) 老人福祉施設訪問
午前中は他人の手助けを必要とし健忘症の進んだ方々の集まる施設での
雅楽演奏でした
中学生が6名(篳篥3、龍笛1、笙2)大人が9名(篳篥3、龍笛5、笙1)
音取、越殿楽、君が代、五常楽
君が代では涙を流すお年よりもいました
午後は介護付きマンション施設での雅楽演奏
こちらは健常者に近い方々が殆ど
事務長さんが元篳篥奏者で仲間内ということもあって声がかかりました
中学生が16名、大人が8名
中学生だけで音取、越殿楽
大人が越殿楽の唱歌、君が代、講師クラスだけで倍臚
五常楽だと吹ける人が多いので吹きたかったけど事務長さんの希望で
このようになりました
感想としてどの曲も同じに聞えたそうです
雅楽を始めて聴く人はそうなのかも知れません、舞楽が出来ればもう少し
変わると思うけど
2009年1月28日(水) 舞楽練習
舞楽の為の練習開始、アナウンスは半年も前に出しておきましたが
事前練習をしてこない人が居ます。皆さんの足を引っ張っているのが
実感できていないようです
龍笛3名、篳篥2名と言う寂しい滑り出しとなりました
舞楽の場合龍笛が先行して作り上げてあればとても楽になります
陵王の場合小音取、陵王乱序、渉陀調音取、当曲、安摩乱声
当曲以外全て龍笛なんです
太鼓、鞨鼓、鉦鼓で3名は必要になります。
篳篥の私が太鼓と鞨鼓を一人で打ちましたが当曲になるとちょっとつらいですね
龍笛の方が曲に馴染みがあるので打ち物もやりやすいようです
そんなことを言ってると何時までたっても先に進まないので始めることにしました
舞手を募集しなければ・・・高校生ぐらいでやる気があれば間に合うんだけど
さて さて どうなりますやら