源さん気まぐれ日記

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2010年2月1日(月) 恒例の春の遷座祭

heart

天気予報では午後3時頃から下り坂とのこと
春宮で遷座の最中から降り始めました。来賓の方々は片拝殿へ上がってもらいます

帰りの雪降りの中で吹くわけにも行かず・・・
一人プラ管の龍笛を持ってきた人が長慶子舞楽吹きに挑戦してました

結局肩の付近での直垂からの色落ちがありました
今日は部屋中に広げてあるので明日アイロンを持参して綺麗に畳んできます。
烏帽子もヨレヨレになっちゃったし  どうしよう

2010年2月2日(火) 舞楽「抜頭」

本日は練習の最後に抜頭をやりました(写真を撮っている暇がなかった)
とりあえず当曲
龍笛は古寛さんが吹き始め途中から守佳さんが合わせて吹いてくれました
篳篥は小正、有せ、と私
「舞」は藤遼君です 皆さんの前では初めてになります
予想では出だしからバチを置くあたりまでだろうと思っていました
最悪舞い始め部分を何回かやるのかな?と

予想ははずれです
意外や広い範囲に舞が展開されます 背筋も伸びているし、左手もキチンと動いているし、
もう少しで最後になると言う正面に踏み込んで来るところで止まりました
次回は最後まで行くと思います
龍笛2人、篳篥3人でもそれらしく出来たので可能性は充分にあります

実は古寛さん昨日の道楽で抜頭を所望しました その成果がありありと見えまたひと時でもありました

私の場合舞楽吹きをやると「盧舌」が壊れてしまいます、昨日の道楽での抜頭も影響していたので昨夜も一つ駄目になりました
舞楽用のを作らねば・・・
中学生はこの時期にテストがあるので来週から2回は舞い人が来ません、その間に仕込まねば

笙の武徳さん上伸さんは則戦力に仕上がっているので一度手合わせすればできるとの事
3月は集中して舞楽をやれるかも知れない

この辺りで抜頭を演奏できる人は龍笛では川徳さん、上政さん、二人とも乱声も吹けるし
大社伶人としての実績もあります
篳篥では松和さん、浜省さん、高繁さん(多分)
笙では市村さん(多分)
皆さん大社で舞楽蘭陵王に参加してるし援護をしてもらえると思います
この中でキチンと間を取って演奏するのは川徳さんと浜省さんがピカイチです

舞楽愛好会みたいな物を作って合流できれば面白いかな

当面当会のレベルアップを図ることが重要なのかも知れません
龍笛メンバーの殆どが寝耳に水状態では先に進みません
出きるところだけ吹くのもありかな?

ところで舞いが小さく感じられることがあります(他の団体などで見てますが)
管方に問題があるのかも知れません
息継ぎが世話し無く舞いの「タメ」が出来ない状態があるかも知れません
舞いにはところどころ舞いとめる(決める)動作がありますが最大限後ろに引っ張って
決めた方が大きく見えますしゆったりと感じられます
しかしせわしないと早めに決めて次を待つようになってしまいます
多分笙の音変わりが聞けると問題解決できると思うけど
それと舞い方のきめ動作などを確認できればなお楽しく吹けると思います

課題は沢山あるけど進んで行けば克服できる物が多いので何とかなると思います

2010年2月8日(月) 月曜雅楽練習

篳篥:宮紀さん、高繁さん、小正さん、松和さんと私
雙調調子で盧舌馴らし
賀殿急の唱歌演奏と注意点
武徳楽の唱歌演奏と注意点
陵王の唱歌演奏
酒胡子の唱歌演奏

ここで龍笛と合奏を
龍笛:古寛さん守佳さん吉理さん
雙調音取、小正さんと古寛さん、高繁さんと守佳さん、宮紀さんと吉理さん(守佳さん応援)
酒胡子の合奏(音頭:古寛、松和)
長慶子舞楽吹きの合奏を5回ほど繰り返し練習
本日の練習終了

長慶子の特徴がおぼろげに浸み込んで来たようです。この曲は音頭の吹き始めのリズム
とアクセントが非常に重要な意味を持ちます
それ次第で成功するか否かが決まります。息継ぎの所要時間も二種類使い分けねばなりません
せめて最初の二行を譜面から目を離してもらいたい
軽快にリズムを刻んでもらえるとありがたいものです

多分次回には治って来ると期待しています

あと「引」と書いてあるところをズルッと伸ばされるのがつらいですね(篳篥、龍笛ともに)
これも指摘しておいたので次回には良くなっていると思います

今日は鞨鼓のリズムを打ちましたが前回までいい加減な打ち方をしているのが良くわかりました。あと10回もやれば何とかなりそうです

2010年2月9日(火) 火曜雅楽

heart
このアングルでは篳篥メンバーは写っていません
篳篥:小正さんと中学女子二名と私

今日は音作りが主なところで8時20分頃より合奏になりました

盤渉調越殿楽、雙調酒胡子、武徳楽、壱越調胡飲酒破、平調越殿楽
中学女子は越殿楽を除いてほぼ初めての曲になりますが譜面を追いかけて吹いてくれました。(張扇と唱歌を歌ったけど)
若いと言う事は可能性が多くてうらやましい
来週はテスト中なのでお休みとのこと、その次の練習日には来れるようです
舞楽抜頭を楽しみにしているようです

今年は御柱と重なったり、クラスマッチがあったり、三年生になれば京都へ修学旅行に行くとか
受験に向かって行くので夏休み以後はそっとしておかねば・・・おしい

2010年2月11日(木) 紀元祭

2月11日は国民の祝日で昔は紀元節と言いました

午前は諏訪大社本宮で神事

参加者 龍笛:川徳、小一、篳篥:松和、宮源

宮司一拝:雙調調子(松和)
献饌:酒胡子
玉串:武徳楽
撤饌:陵王
宮司一拝:雙調調子(松和)

笙が居ませんでしたが二管通りでも迫力ある演奏が出来たと思います
天気予報とは違って小雨の降る底冷えのする寒い神事となりました

午後は諏訪大社春宮での神事
参加者 龍笛:川徳、小一、篳篥:松和、宮源、笙:山光

開扉:雙調調子(山光、松和)
献饌:鳥急
玉串:胡飲酒破
撤饌:陵王
閉扉:雙調調子(山光、松)

午後も小雨の降り続く底冷えのする寒い神事でした、とにかく指先が凍える

午後は小学4年生の浜君が見学に来ました。社務所へ上がってもらい着替えや準備を
興味深そうに見ていました
神事の最中円座が一つ空いているので座ったら?と促しましたが写真を撮るからと言って
雨の中をあちこち動いて見学をしていました。荷物を持っているので何が入っているの?と聞いたら
「龍笛」とのこと最初に聞けば浜君の吹ける曲で参加してもらえば良かったと反省しました。
次回チャンスがあれば参加してもらいます。今日は惜しいことをしてしまった・・・

2010年2月16日(火) 抽選式と月曜練習

heart
諏訪大社上社御柱抽選式へ行ってきました
朝からのあいにくの雪降りの中大勢が見守る中緊張感に包まれた雰囲気です

奏楽はきわめて短いものです
月次祭のついでに抽選式が行なわれます。報道では月次祭のことは取り上げられないけど

宮司一拝:雙調調子(神事で初めて重吹をやりました一番手松和、二番手高繁、三番手私
献  饌:雙調武徳楽、この時何時もと違う「クジ」が上げられました、そのアナウンスで奏楽が止まり、改めて雙調酒胡子を吹きました(儀注を良く見てなかった)

宮司祝詞:月次祭と抽選式の二本
玉  串:雙調陵王
抽  選
宮司一拝:雙調調子重吹

夜は秋宮にて月曜練習
篳篥:小正、松和、宮源
雙調調子を重吹
柳花苑の唱歌演奏、久しぶりで微妙なところがあったので繰り返し唱歌
演奏は正式に二返吹いてみました、おおよそつかめた気がする

続いて颯踏の唱歌演奏こちらは一返
入破の唱歌演奏
どれも久しぶりだったので思い出すのに時間が掛かりましたが合奏と言われても何とか成りそうです

最後に長慶子舞楽吹き

今晩は合奏をせず篳篥だけで終りました。もう少し時間が欲しい

2010年2月17日(水) 火曜雅楽練習

笙はお休み、篳篥は有せ、私
龍笛:青利、林千、宮美、門静、浜圭、守佳、吉恵、小一、古寛

篳篥は抽選式の話から歴史談義になってしまいました。
雙調調子の一句までの練習と舞楽抜頭の練習
有せさん一人で抜頭を吹いてもらいました、おおよそ頭に入っているようです
もう少し安定する盧舌ならば問題なく吹くことが出来そうです
3箇所くらい指がまごつくところがあるので集中練習で克服できると思います

龍笛は抜頭の舞楽吹きの解説と演奏をしてました
雙調酒胡子、胡飲酒破、武徳楽
龍笛第二会場では小一、門静、浜圭君が初級練習の特訓(内容不明)

浜君が帰ってから合同練習
平調越殿楽、五常楽急、倍臚、雙調酒胡子で本日の練習はおしまいとなりました

龍笛の音が少しずれているなと聞いていたら段々合ってきました
修正能力が備わってきたようです

随分としっかりした音になってきました、それと雅楽のリズムを取れるようにも

2010年2月28日(日) 野出神事

御柱で使う綱を地区で作る作業を抜け出して諏訪大社上社前宮へ

午後1時30分から神事

参進:賀殿急
修祓
宮司一拝:雙調調子
献饌:酒胡子
祝詞
玉串:武徳楽
撤饌:胡飲酒破
宮司一拝:雙調音取
退下:陵王

上社本宮へ戻って帰白祭

宮司一拝:雙調調子(山光、松和)
献饌:酒胡子
祝詞
玉串:武徳楽
撤饌:胡飲酒破
宮司一拝:雙調調子(山光、松和)
直会

参加者
龍笛:古寛
篳篥:松和、高繁、宮源
笙 :山光、武徳(神事初参加)

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