源さん気まぐれ日記
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2008年8月2日(土) 夏の遷座祭
暑い夏の特殊神事です。2月1日から春宮にいた御神体を秋宮へ遷座する祭りです
お迎えの行列が秋宮から出立してその道中雅楽の演奏をしながら歩きます
時間にして20〜30分くらい、これが路面状況などでやりずらい
春宮で遷禦の神事この間奏楽、改めて行列召したてて秋宮へ向かいますその間奏楽
秋宮で鎮座の儀、この間奏楽
そして改めて例大祭を行ないます、その間奏楽
とにかく暑い最中に長時間の演奏と歩行でクタクタになります
今回特筆するのは始めて7ヶ月の龍笛吹きの人が参加しました。吹ける所だけ吹く
を持論にとにかく積極的な人です。どうやら3曲(越殿楽、五常楽急、倍臚)は
ほぼ暗譜したようです。
鎮座の儀の時に蘭陵王を吹きましたが新人さんが譜面を見ながらでもキチンと吹いていました。相当聞き込んで練習しているようです。
楽しみが増えました
2008年8月9日(土) 季節は秋
いよいよ秋になりました。秋は平調調
とても曲数が多いです
新たに取り組む曲は曲相を捉える努力を
なじみのある曲は譜面を見ない努力と「芯を食った音」「伸びのある音」を目指して
また期間が長いので壱越調、太食調、高麗楽を織り交ぜていければ
と思う
2008年8月12日(火) 月曜練習
一週間吹けませんでした。やはり口の筋肉が退化しますね
それに盧舌の調子が良くなるのに30分かかる
もしかするとその間の疲れが影響するのかも知れない
今夜は篳篥だけで「三臺塩急」「老君子」「林歌」の唱歌と演奏(林歌の途中で中断)
それから龍笛2人と篳篥4人で合奏「音取」を人数分「五常楽急」「倍臚」「越殿楽」
で終了しました
なじみの曲なのでしっとりと吹けるような気がする
2008年8月12日(火) 火曜練習
火曜日は町の公民館(文化センター)で練習です
月曜日と火曜日では集まるメンバーが違います
で、中学生の参加者が3人に減っています。多分その外の人達は落後したものと思われます
3人中一名は男子、彼は家で練習していると思います。それが感じられます
9月19日の文化祭で発表したいようだけど厳しい状態です。一般人でも大変だけど
今の中学生は塾だのかんだのと急がしいんだそうです
面白味を感じるようになるまで進歩しないので困ります
何が困るかと言えばレベルに応じて盧舌を替えて行きたいし
最適なコンディションに維持する技も盗んでもらいたいんだよね
2008年8月19日(火) 量を増やす
昨夜の練習内容
まず、音が出るように各自ウォーミングアップ(20分位)と音取
演奏している時間を増やすように平調の越殿楽、五常楽急、皇じょう急、倍臚、鶏徳、三臺塩急
次に老君子の唱歌をやっていたら龍笛軍団が合奏に来ました
倍臚、五常楽急
で本日の練習は終了
夜10:00まで練習時間があればもう少しできるんだけど・・・
2008年8月20日(水) 雅楽会練習
昨夜は雅楽会の練習がありました
篳篥参加者は2年目の人3人と今年からの中学生5人
中学生は時間前に集まります、私は10分ほど遅刻でした
大人は平均遅刻するのでその間中学生の音だしや調整を行なう
大人一人が来たので越殿楽、五常楽急、倍臚を演奏
倍臚を始めた頃大人2人が来て演奏に合流
その後中学生も含めて越殿楽を20分連続演奏
どうやら3行目が練習不足のようです
8時40分から龍笛と合流して合奏、越殿楽を正式に演奏して本日は終了
龍笛は
2年以上:2
2年目:3
一年目:4
中学生:2
人数で圧倒されました
2008年8月23日(土) 天大雅楽練習
昨日は旧四賀村に来ている天理大学雅楽部の練習風景を見に行ってきました
講師で着ているきっさんに合うのが本来の目的だったんですが
2年ほど前に盧舌製作講習会に行って大変お世話になったのが縁の始まりなのです
予定より少し遅れて到着したんだけど(始めて行く場所で地理不案内と出遅)
24日の公演に向けて通し練習中でした
目的の場所は越殿楽が聞えていたので直ぐに判りました
何と言おうか若さ溢れるエネルギッシュな音色 良いですね
部屋に案内されて見たり聴いたりできっさんと話すのは10分位あったかな
雅楽部顧問の佐藤先生と話が出来ました
佐藤先生に質問したことは
大学2年生で公演に出るほど早く腕を上げるのはどのような事をしているんですか?
答え
目標を作ること、しかも手の届きそうな目的、教育と同じですね
このことは判っているつもりでも中々実践できないのが現実だと思います
そう言えばうまく行っている雅楽団体はその辺りが出来ているのかも知れません
反省、反省であります
篳篥は自分の盧舌は自分で作るように指導しているんですって
やはり違いますね、抜けの良い音が出ています
納曽利を男女二人で練習していました。女性の舞方がすばらしい
実にすばらしい、この人が二人で舞えばどうなるんだろうかと想像しながら
そして青海波
舞人の一人がダウンで今日は一人舞い
管絃で越殿楽、倍臚、舞楽で納曽利、青海波
10分程休憩して再度通し練習
出入り、楽器などの移動、その役割確認
出来ています
2時頃着いて5時まで心地よい空間に居る事が出来ました
曇り空で時折雨の舞うような天候でしたがすがすがしい英気を戴いて
さアー頑張るぞー
2008年8月25日(月) 大社月曜練習
龍笛隊は平調林歌を練習してた。今週で2回目とのこと
理由は篳篥が吹いているから だそうです
で8:30から合奏になりました。林歌の唱歌そして合奏
おおむね行けそうです
8分位時間が余ったので越殿楽の舞楽吹きを
そのような合奏は存在しませんが残楽には篳篥が吹いています。かつては舞とともに存在したんでしょうね
今夜は龍笛3名、篳篥3名
篳篥は2名で始て納曽利破、急、高麗林歌
高麗林歌の途中で1名が来て平調調子、平調林歌、平調林歌を舞楽吹きで吹いてみました、高麗に似ている、そして王昭君、小郎子
小郎子の途中で合奏の時間となる
2008年8月27日(水) 公民館雅楽会練習
昨夜は中学生をまじえた練習
越殿楽のワンフレーズごとに全員で唱歌、一人ずつ単独で唱歌、一巡いたら
一人ずつ演奏、出切る様になったら次の人へ
全員出来たら次のグレーズへ
その繰り返しで3行目の終わり付近で龍笛隊が来たので合奏へ
全員出一行ずつ一回、中学生だけで一回、その後大人だけで一回
これで時間がきてしまいました
来週は最初から笙を含めて合奏練習の予定です
中学生は飲み込み雅早いですね、大人と分け隔てなく指名したので真剣に取り組んで
くれたかも
篳篥参加者 大人:3名、中学生4名