源さん気まぐれ日記

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2009年6月1日(月) 月曜練習

本日は火曜教室の有志が楽器持参で見学に来ました

篳篥は見学者1名と私を含めて4名
音取を一人ずつ、それからは篳篥全員出平調越殿楽、五常楽急を一行ずつ一回、倍臚を一遍

今日は会議があったので会場が古い齊館に変更、襖を隔てて龍笛です
龍笛は月曜のメンバー5人に見学者5が合わさり10名の大所帯

少し遅れて練習が始まりました。なんと黄鐘調の越殿楽です

あわてて篳篥も新人の譜面を切ります
唱歌を3行
一行目の今まで出てこないフレーズを私が吹いて後一人ずつ吹いてもらいます
直すところを治るまで吹きます、出来たら次の特徴的なフレーズを同じように吹いていきます。
2行出来たところで皆で頭から通しで吹いてみました、できたので3行目の特徴的なフレーズをやっつけます
3行目を2回繰り返して吹きました、大体良さそうです

龍笛が五常楽急になりましたのでそれに合わせて吹きました、途中で襖を開けました。
笙も合奏です。ウン ジャーでタイミングを取りながら と指摘して
終る頃にはあわせられるようになって来ました

そう言えば今年の公民館の生徒はその辺りは慣れているようです。古い人の方がフライングをするようです

どうやらこのまま月曜練習に取り込んでしまっても良さそうな気がします

2009年6月2日(火) 火曜雅楽教室

今日は会場の都合で2部屋です

龍笛(7名+講師)と篳篥(3名+講師)は同室で練習です

平調音取を総当りで行なう(中学生が大人の準講師より良い音色)
平調越殿楽を一行ずつ5回繰り返しました、途中譜面から目を離すように指示しましたが難しい
試しに譜面を閉じて演奏してみました、見事に間違える人が居ます
数回行なうことで克服できそうです

五常楽急を一行ずつ4回繰り返し
倍臚を一回

倍臚の途中で笙隊(中学生2名+講師)
音取を3組
倍臚を一回
越殿楽を一行ずつで1回
五常楽急を一回

随分安定してきました、目を閉じて吹く人がフライングをして迷惑をかけています

時間が少し余ったので(笙を乾かす時間)これからの課題などを話しました

来週か再来週から抜頭の夜多羅拍子に進むことも了解を得られたようです

2009年6月4日(木) 木曜舞楽

今夜は龍笛2名と篳篥は私を入れて2名

今夜は夜多羅拍子の抜頭

ところが龍笛は只拍子をキチンと吹けて居ませんでした

二拍4拍なら4拍を打つ瞬間まで音が在る、打つ瞬間に音を切る(鉈で断ち切るように)
二拍3拍なら3拍を・・・・

これが理解できていません、そう言えば何となく早くなるなーとは感じていたけど

とてもこれでは舞楽どころではありません、管絃の基本からやり直しです

2009年6月8日(月) 月曜雅楽

本日から龍笛の部屋と篳篥の部屋を交代しました。龍笛の方が多いからです

篳篥は4名で黄鐘調音取、鳥急、拾翠楽、青海波、越殿楽、海青楽
途中で一名抜ける

納骨の話から介護の話に発展して30分ほど話し込んでしまいました

その後龍笛の部屋へ行って合奏

龍笛は4名+2名

抜頭音取、当曲(八多良拍子)で2回繰り返し
龍笛が手付けなど修正しながら

で時間となりました

例の3拍満了するまで音が続くのが理解できていないようです
何処かでと言っても早めに修正したいと思います

2009年6月9日(火) 火曜雅楽

本日は3部屋借りてありました

大人一人、中学生一人から始まりました
音取を練習している時に大人一人加わり、その後中学生一人加わり

越殿楽を皆さんで吹いて五常楽急、中学生の一人がやってないので一行を分解して
フレーズごとの説明と指の動きと実際に吹けるまで皆さん一人ずつ吹きました
出来たところで一行を数回繰り返して次の行へ
二行出来たところで二行を数回繰り返し演奏
3行目、4行目と進み止手の練習も一人ずつ行い

倍臚へ、倍臚は初太鼓から練習、これも1フレーズごとに唱歌、指の動き、一人ずつ演奏
付け所手前まで出来たらそこまで繰り返し演奏

付け所の一番難しい特徴的なフレーズに挑戦、このフレーズは二分割して後の方から
唱歌、指の動きをやって理解できたら最初の部分を付けて完成させます

そこまで出来たところで笙部隊登場です、笙部隊は抜頭のをやってきたとのこと
倍臚より抜頭の方が楽だよ だって
次回は抜頭の練習をやりたい

笙部隊は中学生2名、篳篥の数だけ音取をやり組み替えてもう一度
越殿楽を車で、五常楽を車で

龍笛が贈れて登場

越殿楽を車で演奏、その前に主管による音取から
五常楽急を正式に と思いきや龍笛が3行目に入ってしまったのでそのまま車で
倍臚を一遍

以上結構内容の濃い練習となったと思います

帰りに講習会の話があり、参加出切るひと出来ないひとそれぞれです
この教室も月に一度位一日練習を行なえば大分上達するんだけどと言う話になりました

そのうち実現するかも知れません

2009年6月11日(木) 木曜舞楽

今夜は新人が2名来ました、公民館教室の龍笛と篳篥の人です

早速抜頭夜多羅拍子
まず一行目の唱歌、そして演奏
それぞれ問題点を修正して一人ずつ吹きます

さて問題の二行目 時間がかかります

本日は此処まで
終わりに全員で終りまで吹いて終了

どうやら二行目までは吹けそうです 一日講習をやれば一日でクリアできるかも知れません
週一で何ヶ月もやるより一日講習で物にした方が良さそうです

2009年6月15日(月) 月曜雅楽

今日は篳篥4名

最初2名の時抜頭音取、そして早只で2行半の唱歌
その後八多良拍子で2行半の唱歌を
違いすぎてびっくりしてました

皆さん揃ったので黄鐘調の音取から
平蠻楽(へいばんらく)だけやらなくて(道友社の譜面)唱歌と演奏を
やって最後に君が代を二返
で終了

mさんは手付けの判らないところが在るようで少し解説を交えました
今まで出てきたことは言いません
新しく出てくるフレーズや手付けの順序などの解説です

曲数を多くやってくると新しいフレーズや手付けの順序は少なくなってきます

その曲の特徴的なところの説明だけで済みます

東儀兼彦先生にもう少し多くの唱歌CDを出しておいて欲しかった
もっとも今まで無かったものを残してくれたのだから贅沢は言えないけど

ありがたいことです

今日は合奏に成りませんでした 合奏も大切なんだけど

2009年6月16日(火) 公民館雅楽会

中学生雅楽に動きがありました。今年度募集をかけたら昨年度在籍していた中で
数名残して去りました。その代わり2年生が抜けた数くらい応募してきたそうです

その中で火曜日に都合の付く人が今夜は来ました、昨年から残っている人たちが講師です

最初中学生だけ別室で楽器の取り扱いなどの説明を中学生講師から受けて
その部屋が笙の練習会場なので笙の先生が来たところで移動してきました

本日は練習会場が2部屋だったので龍笛と篳篥は同室です、その中で中学生講座が2箇所
と 賑やかな練習会場です

通常の篳篥組は倍臚の練習です、中学生は音の動きでおおよそ頭に入っているようです
ほとんど譜面を見ずに大人の指の動きを真似て付いてきます
これで自宅で譜面を見ながら練習をしたらすばらしく上達すると思います
もう少し好きになればありうるかも知れません

笙が合奏に来たので音取を龍笛の数だけ行い、越殿楽、五常楽急を車で吹き
倍臚を一遍吹いて本日の練習はおしまいです

なかなか舞楽抜頭や蘭陵王の練習にたどりつけませんです

さて篳篥の増えた分と中学生2名の盧舌を手元に用意しておいた物から吹けるものを
渡しました。
自分で調整する中学生はまだ居ませんが教えておく必要が在りそうです

2009年6月18日(木) 木曜舞楽

最終的に龍笛が6人、篳篥が2人

もっぱら右方抜頭の当曲の練習をやりました

合わないところを集中して唱歌をその部分前後のフレーズを入れて繰り返し
吹いて見ては唱歌をやります

舞楽風に3回繰り返して4回目の途中で途中止手
これを数回

林邑乱声は1管で吹いたCDを配ることにしました。当然渡っているかと思ってました
私は篳篥なので気が廻りませんでした 龍笛の中で気を廻してもらいたい と思う
手元に生CDが品切れでした。明日購入してきてコピーします

舞手の都合で水曜に舞う練習が始まる予定です。ある程度舞えるようになったら
それに合流することにします。

2009年6月22日(月) 月曜練習

篳篥2名、龍笛5名くらい

抜頭音取で盧舌の調子を見ます、O氏が昨日拉いだ物を持ってきました
大分割れたとのこと、今時期が一番しんなり拉げそつなく出来る季節です
そう言えば私は準備してありません(アセル)

削った盧舌を試し吹き、良いものは最初から盤渉と平調は出ます
出るように削ります

葦の直径の誤差は1mmくらいにします、その方が後の調整が楽です
生徒に渡すような場合2mmくらいの誤差にして人それぞれに合うようにします

ただプラ管が殆どなので1mmくらいの範囲で揃えています、そのため大分歩留まりが
よく成りました

抜頭の八多良拍子を3廻し吹いて問題点を指摘修正(切れが悪い、舞楽吹きになっていない)

ここで倍臚を持ち出しました、八多良拍子の唱歌を
そして一遍吹きました
二拍四泊が抜けません、それと3フレーズ吹き方が違うのを指摘

切れが悪い、大体只拍子の吹き方が出来ていないようです

研修会までには直しておかねば 恐れ多い先生に怒られる

結局本日の練習はそれでおしまい

合奏は出来ませんでした

2009年6月23日(火) 火曜雅楽教室

篳篥は中学生男子2名 女子2名(一人は今日始めて) 大人1名と準講師1名

今夜は抜頭八多良拍子を

一行から1フレーズごと唱歌、手付けの説明、見本の演奏その後一人ずつ演奏
問題点のおさらい

中間部分を過ぎたらその後を通しで合奏

一遍を合奏

舞楽なみに3回と少し吹いて合図でおしまい
3回の中間くらいで笙部隊登場(中学生3名、一名は初めて)と係りの先生

抜頭を一遍
もう一度

此処で少しお休み その間に笙と盤渉調音取をあわせる ほぼ出来る

龍笛軍団が来たので平調音取を代表者が吹き(まだ抜頭音取はやってない)
龍笛は大勢

抜頭八多良拍子を一遍、もう一度吹いて 時間が来てしまいました

龍笛の大人がフィーチが物になりません、準講師がゆっくりと指の使い方をやります
中学生のU君は一発で物にします、それを早く吹いて・・・できます

恐ろしい

そう言えばおこづかいで本管を購入したそうです。

宮内庁の先生方は中学生の時に住み込みで習う理由が此処にあります

これだと蘭陵王も簡単なのかも知れない

火曜の講師に長野県随一と思える龍笛吹きを呼んでこようかな と ふと思ってしまった

2009年6月25日(木) 木曜舞楽

龍笛は公民館教室の人が一名、あと3名、篳篥は私だけ・・・

抜頭の八多良拍子の唱歌 
どうも理解できていないみたい

倍臚の二拍四拍の唱歌、一遍演奏、新人も付いてきます、手付けは大丈夫だから

倍臚の八多良拍子の唱歌・・・え!
それでも演奏
そこへ龍笛の師匠格の人登場、難なく唱歌、演奏

それでは皆さんで舞楽風に演奏、繰り返すので終るころ慣れて来た見たい
でもところどころ伸びたり違った音がする

基本の出来ていない部分が露呈するみたい

かえって新人の方が変な慣れや先入観が無くて切り替えられる感じ

さて舞人に逃げられてしまったので是から先どうするか・・・・・
10月22日の演奏に向けて陵王に集中しようか と言うことに

もう少し計画的にやらないと・・・反省してます

2009年6月29日(月) 月曜雅楽

今夜は篳篥3人 龍笛は大勢で新人が2名ほどいたようです
合奏はなし

篳篥はもっぱら黄鐘調で 講習会向けに盧舌の整備も兼ねて
拾翠楽の唱歌を一回、演奏を3回、もう少しやれば暗譜できそうです 一晩これだけをやれば良いのかもしれない
唱歌と演奏を鳥急、海青楽、青海波、西王楽破、仕上げに越殿楽を演奏だけ

本日の練習はおしまい

でも少し注文をつけました。唱歌や演奏がメトロノームになってしまいます
塩梅の付くところのタメを少し練習しました・・・が 夢中になるとメトロノームに
なってしまいます 何か良い方法はないものか!!

ところで昨日大社から言われたことなのだけど
8月2日の二の祭は献詠歌があり巫女舞があり直会のこともあり時間がかかるので
中学生の舞や舞楽は出来ないとのこと
信濃の国一宮では神様に捧げ慰めることよりも直会の方が重要のようです
そう言えば過去にも同じようなことがありましたので本質的なところは変わりようが無いのかも知れません
少しの時間神様と一緒に楽しむ気持ちがあれば育つ人もあるかも知れないのに・・・
およそ人を育てる気質は無いのかも知れません

諏訪大社の神事での舞楽はあきらめることにします。だって是では宮内庁の先生を招いての舞楽練習などとても切り出せる雰囲気ではありません、舞う機会のないものを練習してもしかたが無いからです、とても張り合いの出る状態ではありません
神社に雅楽、舞楽、神楽など多用する気質の神官、特に上層部に居ないのは致命的ですね

大分落ち込んでいる現在です
過去(江戸時代)御柱の七五三掛祭に舞が記録されています
曲目はわかりませんが陵王の装束があったことから多分舞楽陵王だったと想像しています
せ、来年御柱なので舞楽陵王を神事の何処かで舞いたいと思っていましたが・・・

最近私は体力が落ちてきて今回の機会を逸すればもう私自身が演奏に参加できなくなると
思っています
タイミングとして良い機会だと思うのだけど是ばかりは受けてくれるところが無ければ
やりようがありませんね

2009年6月30日(火) 火曜雅楽

中学生は明日からテストです。なので本日はお休み

篳篥3名、龍笛9名、笙は0
篳篥は盧舌の調整、音合わせ、倍臚を少しずつ、問題点を一つずつ解決していきます
一年目のAさんはおおよそ暗譜できているみたいです

8時30分が来たので龍笛のところへ合流です

龍笛は鶏徳をやっていました
音取を うまくいったのでそのまま倍臚を

残りの人を一人ずつ音取のあわせをやり

仕上げに越殿楽でおしまい

音取はフェードアウトでそれではお休みーーーーと言うイメージではなく
これから本番がはじまるぞーーーとテンションが上がって行くようでありたい

吹き始めるタイミングを合わせる為には息を吸い始めるタイミングを探ること
それまで息を吐いた状態で待つこと
吸う量、速さで吸い始めるタイミングが変わるので慣れること

あーーあ 他管に口出ししてしまった(反省)

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