源さん気まぐれ日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2009年7月2日(木) 木曜舞楽

大社での神事に絡めて舞楽をやろうとお願いしたけどだめなので
木曜舞楽練習を取りやめにしようと思い今日集まった方々に意見を伺うつもりでした

が、皆さんの熱心な姿に言い出せませんでした

ただ、家でやるべき練習をここでやらないで・・・

あせらずにもう少し付き合ってみます、レベルの低いうちにもう少しメンバーを
増やしてからでも面白そうです

本日は舞楽陵王の当曲を そう言えばズブの素人(火曜雅楽の生徒)さんの相手も
したり・・・

楽しめるようになりたい

2009年7月4日(土) 雅楽研修会その1

宮内庁の先生に久しぶりに教わりました、一年ぶりです
一年間自分ではパワーは下がらないようにしていたつもりでしたが
愕然としました

それに何年ぶりかで私の盧舌に手を入れてくれました
抜けの良い安定した盧舌に変身です。そして前の状態の説明と変更点の説明をしてくれました。良く胸に落ちました。盧舌製作や調整に活かせます。ありがたやありがたや

でも、息がもたない・・・・・
日頃楽な盧舌で一年間吹いていた集大成が是です、反省

二日間講習会なんだけど都合で初日だけとなりました、来週も松本で講習会があります
そちらは二日間参加してきます。それまでにもう少しパワーアップしておかねば

篳篥の生徒は6名、教わった曲目は
壱越調の音取から唱歌をみっちり演奏はそれなりに 一時間以上
武徳楽、何箇所か一の音程が違ってました
胡飲酒破
蘭陵王、これは舞楽吹きをやってくれました、実践で何回か吹いているけど先生からは初めて教わります、溜めるところ、押すところに修正点が幾箇所かあった
酒胡子
賀殿急これも何箇所か一の音程が違っていましたがほぼクリア

指摘されるものは基本的なことです、音取に全てが含まれていると説明を受けますが
やはり見落としていることが多いようです

2009年7月6日(月) 月曜雅楽

篳篥4名、内一名は早退

調子で慣らし運転を行なう、今回の講習会の影響でパワーが上がっている2名
他の2名も影響されて徐々に上がってくる

CDから興した音程の修正を行ないました(主に壱越調酒胡子)
講習会で注意されたことを伝える

ついでに壱越調酒胡子の唱歌、演奏

夏なので黄鐘調の鳥急と青海波

此処で龍笛(5名)と合奏
五常楽急を正式に吹いて3回繰り返して止め手
息継ぎから息継ぎまで短い所でお尻が伸びるのを指摘(フーロの待ち時間が長くなる)

本日是にて終了

講習会で龍笛を半日やった新人が安定した吹き方をするようになりました
やはり宮内庁の先生と膝をつき合わせて練習しただけのことはあります
講習会へ行った価値がありました

2009年7月7日(火) 火曜雅楽

篳篥は大人の生徒2名、準師範1名と中学生1名

盧舌の調子を合わせる、中学生がくたびれた音を出しているので新しい盧舌を渡しました
彼は今回の講習会に参加して宮内庁の先生に本管を注文するのです
柔な音で吹いていたら買ってもらえませんから
苦しそうですが息を通せば鳴ってくれます、良い音になってきました

チューナーを見て吹いている人がいてそれでも少し違和感があるので良く見たら
セッティングが違っていたので適正に合わせて指摘しました
合うようになりました。今までは何だったの?

黄鐘調の音取でゆったりと吹けるように練習して

平調の越殿楽を唱歌、そして皆さんで吹きます

越殿楽を舞楽吹きで唱歌、そして吹きます、意外と戸惑います、手付けをキチンと
修めていないと間違えます。それとお尻の長いところが目立ちます
それでも弾むように吹くと理解してもらえるようです

五常楽急の唱歌、そして演奏
これも舞楽吹きで唱歌、演奏 こちらの方が身に付いていないのがわかります
多少手付けが変わりますが動きとしては楽になる方向です
管絃演奏に役立てば良いですが

そして舞楽陵王を半帖まで
おや!!みなさんDVDを見ているんだ
これからは倍臚を含めて陵王をやって行きます、抜頭も良いね、この間やったから
それぞれごちゃ混ぜで行きます

楽しみになりました

程よいところで龍笛軍団の部屋へ移動(龍笛10名+準師範2名)

今日は笙はお休みです。篳篥と龍笛だけで合奏を
音取を10組
越殿楽、五常楽急を車で演奏して時間となりました

皆さん講習会で盛り上がっています

2009年7月8日(水) 葦 拉ぎ

今日は雨 湿度74パーセントくらい 先日は80パーセントを越えていた
その時には拉ぐ材料が出来ていなかった・・・準備不足

それから作り始めて81本用意できた
適当な太さのところを6センチに切り(95本位)
2センチくらい表皮を剥ぎます(この時点で不良品をつぶす)
そこに細長い(7mm×30mmくらい)和紙を張ります(盧舌のサイドになるところ)

納品に行ってきて昼までに13本拉ぎました(45分間位で)ゆっくりやってます
割れがない物7本
3mmから10mm位の割れの在るもの5本
20mm位割れてしまった物1本

1月2月頃拉いだ時には割れの無いものが4本位だったのでやはり拉ぐ季節である

全部拉いでしまいたいけど土曜日の講習会用に仕上げたいので拉ぐのは終了

午後は削りに入ります

と思ったけどせっかく段取りしてあるので継続しました

合計56本拉いだところでカセットコンロのガスが無くなってしまいました
結果
割れのまったくない物=37本
割れが在っても使えそうな物=18本(過去もっとひどい物も使えたので気にしない)
まったくだめな物=1

5本削ってみました。その内一本はつぶしました
拉いだ物を良く見ると明らかに形状が悪いのがあります1本つぶしました

材料取りの時に時間をかけて吟味するべきだと良く解りました

昔に比べて太さ、厚さに開きが少なくなったので品質は安定してきています
もう少し厳しく吟味すれば成功率が更にアップすることはわかっています

自分一人の物を作るんだったらそれで良いけれど廻りにはプラ管だけではありませんし
それにプラ管でも吹く人の技量で大きく変わるのです
そちらも安定してくれるとありがたいんだけど

自分用のが2本出来ました、ただ講習会ではまだ苦しくて使えない・・・

2009年7月10日(金) 神葬祭

今日は神葬祭奏楽を頼まれました。2管とのこと、龍笛と篳篥で行きました
笙と龍笛か笙と篳篥の構成の方が無難だと思います

演奏してから間合いがしっくりこないねと言うことに成りました。笙はとても大切なものです再認識をいたしました

入場を白柱合奏
神官入場を盤渉調調子
太玉串を篳篥で朝倉の音取で
献饌を龍笛が盤渉越殿楽
玉串奉典を盤渉調千秋楽合奏
撤饌を篳篥で蘇合香序

十日祭
献饌を龍笛が黄鐘調越殿楽
玉串奉典を黄鐘調拾翠楽合奏
撤饌を篳篥で黄鐘調調子の途中から演奏
神官退出を黄鐘調調子
参列者退下を長慶子舞楽吹き合奏

小人数で小さい部屋だったのでセイブして吹いていたらとても疲れた
長慶子は思いっきり吹けたので盛り返すことが出来ました

明日から雅楽研修会です。果たしてこの盧舌で乗り切れるか心配であります

楽な盧舌を3本作りましたが先生がNOを突きつけるんだろーーーな

2009年7月12日(日) 雅楽研修会

恒例の神社庁主催の雅楽研修会に行ってきました

今年の課題曲は雙調鳥急
付け所から次の行の終わりまで暗譜せよと注文が出されました
どうやらそこまで暗譜出来たようです。
おぼろげながら4行はいけそうです

盧舌の作り方、手直しの仕方などさらっと教えてくれました
演奏方法も唱歌のように吹く理由など盛りだくさんです

最近集まる受講生は質が高くなってきています。良い傾向だと思います

現在来てくれる先生は23年に成ります。私は途中5年くらい休んだので
18回かなその前に県内講師の先生に教わったのが3年くらいあります

古いだけで中々上達できません

平調音取唱歌、演奏を一人一人
平調越殿楽、五常楽急
雙調調
音取唱歌、演奏
酒胡子唱歌、演奏
鳥急唱歌、演奏

壱越調
音取唱歌、演奏
迦陵頻急唱歌、演奏

盤渉調
音取唱歌、演奏
越殿楽唱歌、演奏

鳥急以外はさらっと流しました

今回のポイント
1.切るべきところで音を残さない、揃って切れると品位が上がる
2.切るところの音を良い音にすると次に繋がる
3.メル音も音圧を下げないようにする
4.高音域を安定させるとうまく聞える
5.唱歌は大きな声を出すのではなくお腹の底から綺麗に響く声にする
6.

A.盧舌の横が厚いと割れが入りやすくなる
B.横が薄いと開かなくなる
C.厚みが均一でないと変し良い音にならない
D.

2009年7月13日(月) 月曜雅楽

機能神社庁の雅楽講習会で必須だった鳥急の二行は暗譜できていました
次の二行は2回目には見ないで吹けました、この按配で行けば全部暗譜できそうです
そうですねあと10回ほど繰り返していれば覚えちゃいそうです

が、そう言うことは家でやれば良いとの意見で違う曲に
黄鐘調音取
鳥急の唱歌、演奏、雙調に良く似ています、一音違いのフレーズが沢山出てきます

最後は長慶子の舞楽吹き
管絃では切る所で舞楽では続けるところにポイントがあります。鞨鼓が二つ打ちます、
それを数えるように間合いを取るようです。

宮内庁の先生から教わる講習会はとても有意義です。特に後輩に教える場合に役立ちます。そしてそれは自分にも身に付いてきていることだと思います

そのような姿勢が先生に判るのかも知れない、結局受け上手な状態になっているのかも知れない

2009年7月14日(火) 思うこと

毎回の講習会で同じことだけど改めて思い知らされることが沢山あります
どうやらその度に理解したつもりがそうではなかったと言う事でしょう
10年くらい前に比べれば大分上達はしてきていると思うけど
考えて見るに毎年言われることは重要なことだからだと思います。そして基本的なことです
以外や基本がおろそかになっていると言う事です。曲数ばかりあせってやってみても
結局遠回りになっているということでしょうか

宮内庁の先生は中学生の時から先生に一対一で教わっています
本物から昔流に口伝で伝えられます

一般人が大人になってから雅楽を始めた人が宮内庁の本物の先生が教えることが無い状態がありうるでしょうか?在るとするなら
1.何らかの事情でその人にきつく言えない
 A.オーナー、スポンサー、など大家、胴元やその関係者
 B.人前できつく言うと壊れてしまう人
 C.毎月教えている人と年一回の人が同席した場合の前者(年一回の人を優先的にする)
 D.
2.教える価値が無い人
 A.まったく理解できないひと、修正できない人
 B.向上心の見えない人(強制的に送り込まれてきた人などに見受けられる)
 C.先生を侮っているような振る舞いをする人
 D.

これは教える側からを想定し判断した場合

是によって受ける側が思い違いをすると大変です。そのような人はいないと思いますが
たとえば指導を沢山受ける人より自分は指摘されるのが少ないから上手だと思ってしまう人などです

2009年7月14日(火) 火曜雅楽会練習

今夜は賑やかだった
と言うのも狭い部屋で龍笛と篳篥が相部屋となったことと
中学生の参加者が多かったこと
中学生の龍笛:3名(一人新人)、篳篥:6名(一人新人)、笙:4名(一人新人)
中学生の新人は毎週金曜日に半日くらい学校で練習しています。なので少し不安状態でも
ついてきます

大人の龍笛:6名:篳篥:0、笙:0(講師3名、準講師:3名)

越殿楽の唱歌を二返で3回連続で、途中譜面から顔を上げて自分の姿を見ながらと注意
(一面は鏡が貼られている部屋なのでそれが出来る)
姿勢の良くなる人が数名、最初から良い人も居るけど、良くならない人も居る

そのまま唱歌のように演奏、大分安定しています

そこへ笙が合流
6セット平調音取を行なう
その後越殿楽を正式に

本日これにて終了、お疲れ様でした。

17日(金)は中学校へ出向いて一日雅楽です。
篳篥は午前中は盧舌の調整で終ってしまうと思う(14名くらい居るらしい)
その間に経験者が唱歌や手運びなどの指導をする話にした

龍笛は小人数なのと経験者の指導が良いのか大分上達しているみたい
笙も初心者が一人なので経験者から充分に教えてもらっているから上達が早いかも知れない

さて来週は町の公民館を借りれなかったので地区の公民館を手配した。こちらは午後9:30分まで練習できるのでもう少し充実できるかも知れない
ただ駐車場が少ないのが欠点かな
それにこちらは歩いていける範囲なので帰りに一杯と言うことに成りそう・・・
それも楽しみだ
以前は毎週水曜日にその公民館でやっていて帰りに呑んだものだ

2009年7月16日(木) 木曜舞楽

龍笛2名、篳篥2名

龍笛Tさん講習会の成果があって陵王の吹きだし上手になりました、これなら舞いやすい

今夜はもっぱら講習会の話題になってしまいました

陵王当曲を音馴らしのあと一回吹き、その後だべり
終了間際にもう一回当曲を

これは気持ちよいほど綺麗に納まりました、8分ちょっとだったので東京楽所のCDと同じくらいです
掛け吹もぴったりです、これだと舞いやすいと思います

あとは人数を増やす算段をするだけ
一番難しいことなんだよねーーー

2009年7月17日(金) 中学校雅楽

今日は中学校へ行ってきました。
昨年から習っている篳篥は4名、新人が6名で計10名
龍笛は1.5人、0.5は出席率の低い人です、新人4人で計6名
笙は2.5、新人2名で計5名

今日までに数回経験者から教わっていてある程度出来る人も数名居ます
従って昨年より安定して聞いていれます

篳篥は新しい盧舌を10本購入してもらいました。でも全員それでは音が出ません
昨年やってた人から譲り受けた人で鳴る盧舌の人が数名いるので助かります

で本日は午前中を使って盧舌の調整をしました。新人は管理がまだ出来ないので
盧舌の状態を維持することが難しいようです

午後は合奏の予定を組んであったため出来るところだけ吹くことにしてやってもらいました
音取を出来る人で組み合わせて何度か練習をします。龍笛は新人も教わってあって
4人出来ました、篳篥は3人で廻します、笙は全員出来ました

越殿楽を合奏、出来ない人が徐々に眠くなります。休憩して休憩時間に倍臚を吹いてみました
もう一度合奏
評価を下さいとのことで篳篥と笙の師匠が評価を

そして二行ずつ3回廻して吹いて3時
これで終わりと思ったから長く吹いたんだけどね

さて此処で休息をとり、最終回の演奏です
正式に吹いて、今まで眠かった人も指を見ながら付いてきます、
もう少し地道にやれば早めに仕上がるかも知れません
楽しみが少し増えました。と言うのも時間消化に来る新人が多いかと思ったからです
経験者がうまく取りまとめてくれているようです

でも新人が多い篳篥は苦労します どうなりますやら

2009年7月20日(月) 月曜雅楽

本日は龍笛と篳篥だけ

篳篥は4名
黄鐘調調子をカノンで

鳥急。拾翠楽、青海波、西王楽破、千秋楽を唱歌を歌って演奏

ここで合奏の要請

龍笛は6名で一人早引け、篳篥も合奏には3名で
新人3名

平調越殿楽を二番で付けて正式に
五常楽を正式に
倍臚を初太鼓で付けて一遍
を唱歌なしで合奏

皆さん譜面に集中してるのと龍笛の音程が合っていないと言うより合わせる気が感じられないので指摘する
さてこれで譜面依存症が軽減すれば良いけどね

私事だけど土曜日に少し深酒をやったら今日も体調が悪い、どうやら内臓疾患があるかも知れない
体力が無くて吹いていられない・・・あとどのくらい吹けるだろうか?もう駄目かも知れない

2009年7月21日(火) 火曜雅楽教室

笙の生徒が誰も来ないのでお休み
龍笛は中学生1名、初心者大人1名、大人6名と準師範2名
篳篥生徒大人1名、準師範1名と私

龍笛初心者の島は口の当て方、指の運びなどを中心に越殿楽を
龍笛の中級者は越殿楽、五常楽急、倍臚

篳篥は盧舌の調整とエンバイのかけ方の練習を音取や五常楽急や倍臚の
ワンポイントフレーズを使って行なう
唇の使い方がまだ会得出来ていないのが問題ですが指示されて吹くと
体に響く音がするように成ります。多分次回までに習得してくると思われます

全体で越殿楽を正式に、五常楽急を正式に、倍臚を一遍

ここで一休みしているうちに時間が来てしまいました

本日は会場の都合で東山田公民館で練習になりました。初めての人も居て
参加者が少なくなったと思われます

この公民館は戦後諏訪大社伶人が復活するときに使われた由緒ある公民館なのです
私としてはしっくり吹ける場所なんだけど、家も近いし
ただ駐車場が少ないのが欠点なんだよね
その後諏訪大社春宮で練習をしばらく行い、現在は秋宮で毎週月曜日行なわれています
もう古い話となりました

2009年7月23日(木) 木曜舞楽練習

木曜舞楽練習は色々ありまして当面中止にしました

2009年7月27日(月) 月曜練習

木曜舞楽練習をやめたらなんだか久しぶりの気がします

鑑別練習だけで終りました

篳篥は3名
黄鐘調音取と調子で各自盧舌の按配を確かめて(20分くらい)
調子をカノンで(一句で助管が止まれなかった)

今夜は高麗の出来るメンバーなので高麗楽を(もう自分で先へ先へと練習できる方々)
高麗壱越調音取、小音取

延喜楽、八仙破、急。仁和楽、古鳥蘇それぞれの唱歌と演奏

高麗の拍子の難しさがまだ克服できません
あまり変な癖が付かないうちに練習方法を変えて挑みたいと思います
もっとも練習曲が集まるメンバーに左右されるので何とも言えませんが
皆さん初めての曲にも食らい付いてくる技量を会得して欲しい気がする

目的に向かって集中して練習できれば短期間で上達できると思うし練習方法も確立
出来ると思う
その意味で今回の遷座祭や連合大会などは良い機会だっただけにもったいなかった
ただ、それに向けて木曜練習をしたつもりだったけど乗ってこなかった人などが居て
うまく活かせなかったのは反省している
次回の機会をうまく活かすよう検討しなくては と思う

2009年7月28日(火) 火曜雅楽

今日は下諏訪町の文化センターで練習です
今日は二部屋です
篳篥と龍笛が一緒
篳篥中学生2名、大人1名と準師範と私
龍笛中学生1名、大人5名と新人2名と準師範2名
笙中学生3名、師範1名

音取を一当たり行い
越殿楽正式に唱歌を歌い二番で付けて正式に合奏
五常楽急を正式に唱歌、正式に合奏

ここで笙合流

音取を一当たり行い
越殿楽を車で合奏
五常楽急を車で合奏
倍臚一遍合奏

で本日の練習はおしまい

大分譜面から目を離して吹けるようになって来ました
もう少しすれば完全暗譜が出来そうです

2009年7月30日(木) 盧舌

木曜舞楽練習が無くなったので気分的に楽になっています

盧舌の削り方をあれこれ変えて試しています

どうやら解ってきました

成功率がとても高くなっています

それに責の作り方も変えて変形移行しない方法も確立できました


1.葦の材料取りから揃えていきます
 直径(口の側、楽器側とも)、厚さ
2.最初の削りも丁寧に均一になるようにゆっくり進めます
3.拉ぐ方向を定めて和紙を両サイドに貼ります
 ぐるり巻いた方が作業が早いのでその場合は拉ぐ方向を印します
4.拉ぐ季節はやはり梅雨時の気温の高い時が最高です
 今年は戻り梅雨などで期間が長かったからとても良かった
5.卓上カセットコンロを使いました
 一斗缶などで工夫すればガスの使用量を減らして焦げの少ない物が作れると思う
6.拉ぎはあわてずにゆっくりやっても自分からつぶれていきます
7.コンロの上で充分乾燥させれば口が開いてくることは少なく
 しかも作り上げてから極端に開いてくることが無いので安定した盧舌が最初から
 得られます
8.今まで簡単に両サイドに割れが入ったけど、両サイドを薄くすることで防げます
 今までより厚く仕上げても鳴ります。力強い音がします
9.責の材料の籐は硬い物程安定した状態が得られます、しかし折り返すときにちぎれていました
 折り返すときに今まで水分を充分含ませて行なっていましたが水分が無くても
 ある温度にしてやれば簡単に曲げることが出来ることが解りました
 その後籐全体を暖めて盧舌の型に巻きつけます
 はずして目的の盧舌にあてがって糸で縛るところの寸法を割り出して印をつけます
 印のところをある温度にしてペンチでつぶしながらそらせます
 両方行なって型にはめてバランスを整え糸で縛ります
 糸からはみ出している籐を切り落とします
 もう一度型にはめて全体をある温度にしてから冷えるのを待ってはずします
 目的の盧舌にはめて鳴らして見ます
  それによって微調整をします

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

info@364.jp
Akiary v.0.61