源さん気まぐれ日記
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2009年11月1日(日) 万治の石仏350年祭
11月1日で万治の石仏が出来てちょうど350年とのこと
祈念式典がありました
諏訪大社春宮にて正式参拝奏楽
そこから石仏まで行列先導で道楽
石仏を三回巡るところで奏楽
退下で春宮まで道楽(陵王舞楽吹き)
予報では雨マークだったし本日から冷え込むとのことで冬仕度で出向いたら
良い天気に恵まれて汗ばむ陽気に伸び伸びと務めることが出来ました
ただ笙が居なかったので何処か間が抜けた感じはあります
屋外で龍笛2名篳篥1名の演奏では力不足は否めません
それでも力いっぱい気持ちよく吹けたと思います
午後はお寺さまの御十夜に行ってきます
2009年11月2日(月) 高麗
皆さん用事があったり鼻水が出たりお腹の調子が悪かったりで
今夜の篳篥は3名、小正、松和、宮源
龍笛は2名、古寛、田淳
篳篥は平調林歌の後高麗楽平調林歌
その後高麗壱越調小音取、音取、胡蝶楽、納曽利破、急
それぞれ唱歌、演奏
納得の行かない箇所をめいめいが練習
まったりと高麗の練習をして合奏もなくお仕舞い
機会がありましたら違う高麗楽に挑戦したいと思います
と言う事は事前に練習しておくということだけど
2009年11月3日(火) 明治節
明治祭と最近では言います、国民の休日としては文化の日
節目ごとに集まって催しものを行なうのを「節会」と言います
昔はその表現を踏襲していましたがこの節は・・・
昨夜霙が降り朝から寒い陽気になりました
冬支度で出かけましたがやはり寒い
でも午後秋宮で神事を行なったら風が無い分本宮の方が寒くなかった、珍しいことです
秋宮は修復工事が始まるので足場が掛けられこれも珍しく「ゆ庭」での神事と成り
目隠しのシートの日陰で隙間風が吹き抜ける場所での神事です
来年の2月1日までこの状態での神事となります
上社下社とも龍笛:小一、篳篥:松和、宮源で笙は上社:上條、下社山光
比較的音が合っていたと思います。今まで私が狂っていたのかも知れません
反省してます
夜は毎週火曜日に行なっている下諏訪町公民館の雅楽会の練習日です
会場の都合により年内は東山田公民館で練習と成ります
午後7時から9時30分まで
龍笛は青利、杉嘉、宮美、下せ、門静、小一、古寛、高健
篳篥は有せ、小正、宮源
笙はお休み
最近寒暖の差が大きいので体調を崩している人が大勢います
新型インフルエンザが流行っていることも注意が必要です
大広間に龍笛と篳篥が離れて輪取り、それぞれに練習をします
篳篥の場合盧舌の調整が大半と成ってしまいます
安定して音が出せるようになればあとは曲作りなんだけど
それでも雙調音取で音作りを
武徳楽の一行目の唱歌を二回、演奏を二回
二行目を同じく
此処で息が続かないということで盧舌の調整へ
武徳楽の問題の箇所はありますか?に 三行目の・・・
そこの唱歌と演奏の繰り返しで息さえ続けば問題なく出来そうです
自由に思った音が出ないのが原因でした
これは盧舌の音作りと自分の体作りの方法に問題があったようです
もう少しすればハードルを越えてくれるかも知れません
離れているけれど龍笛と合奏をしました
龍笛は9時に切り上げていきましたが篳篥は継続して盧舌の調整と
問題のフレーズの克服です
うっかり時間を超過するところでした
2009年11月4日(水) 長慶子も
水曜日の練習に行ってきました
出遅れて(30分くらい)の参加
篳篥:林佳、小正
龍笛が来てくれました。田淳さんは一人で離れたところで好いたように吹いてもらいました
林佳さんが8時で帰ったので小正さんと私が田淳さんのところに押しかけて
吹いているところに山宗君が遅れて参上
そのまま合同で平調音取、越殿楽
そこに階下の会合に来ていた小一さんが登場
で越殿楽を一返
その後越殿楽を12分ほど車で吹きました、大分皆さん良い音で吹いてきます
篳篥は交代制かと思えるほど盧舌をいじりながら付いていきます
少し休んで長慶子の舞楽吹きの唱歌をやったら9時になって龍笛のお二方はお帰り
篳篥だけで注意点などの説明をしてたら時間がなくなったので
仕上げに越殿楽を一返吹いて本日のお稽古はおしまいと成りました
2009年11月9日(月) 立冬
篳篥:(集まった順)宮紀、宮源、松和、小正、高繁
立冬を過ぎたので盤渉調の曲を
音馴らしに調子を全員で一斉に吹いてから1・2・2の編成カノンで演奏
越殿楽を唱歌演奏 今晩の演奏は音頭を作らず一斉に吹き出します
白柱の唱歌演奏
千秋楽の唱歌演奏
蘇莫者破の唱歌演奏
それぞれ注意点などのおさらいをしながら
一人で吹いてもらえばそれぞれ注意点などもあると思いますが
とりあえずサラっと流しました
音程などは揃ってきているので雅楽らしいリズムが体に付くような練習方法を
考えないといけません、既に治らないくらい癖が付いていると思います
2009年11月10日(火) 雙調武徳楽
笙はお休み、篳篥は久しぶりに藤遼君が来ました。結局小正さんと私の3名
盧舌を自分で拉いだと言って見せてくれました、これから削って仕上げに
入るようで先が楽しみです
龍笛は最年少の小学4年生が母親と来ました
青利、杉嘉、門静、田祥、宮美、北多、小一、古寛の10名
龍笛主導で進みます
雙調音取・・・その間篳篥は盧舌拉ぎの話
武徳楽らしいのでその一行目の始まり部分の解説と実戦を
合奏が始まったのでその途中から相乗り
もう一度
酒胡子 これも相乗りで吹きます
藤遼君はおおよそ譜面で追って来れます
問題部分を解説して行けば収まりそうです
いやはや龍笛軍団は末楽しみであります、着実に成長しています
私は一週間やっていなかったら暗譜も当てに出来ないことが判りました
再度やり直します
2009年11月18日(水) 頼む人
最近の雅楽の練習は月・火・水です
新そば献納祭が17日(火)に重なりました
いずれも親戚に不幸が出来たので不参加です
従って雅楽系の気まぐれ日記はしばらくお休みとなります
練習状況などが伝わってくれば記載したいと思います
11月17日(火)新そば献納祭 午後2時から
諏訪大社上社本宮にて
神楽殿にて蕎麦打ち披露 参進:五常楽急、本殿へ移動:倍臚
拝殿にて献納祭
宮司一拝:盤渉調調子
献饌:合歓塩
玉串奉呈:左方抜頭
撤饌:傾盃楽急
宮司一拝:盤渉調調子
伶人参加者、龍笛:上コ、笙:山光、篳篥:松和
参加出来ない私のピンチヒッターに松和さんをお願いしました
式典のおおよその流れの把握、多くの曲に挑戦するセンスなど任せるに足る人です
頼める人が意外と少ないですね
2009年11月23日(月) 新嘗祭
久しぶりに篳篥を吹いてきました
予想した通り盧舌が言うことを利いてくれません
龍笛も半音くらい低い人なので笙の音を聴きながら手探り状態での演奏
でもゆったりと情感を出すように心がけました
それなりに納まったと思います
このメンバーでは新しい曲はありません
入場:五常楽急
献饌:皇じょう急
舞は豊栄舞、龍笛と笙ができれば演奏するけどボーカルが居ないので実現しませんね
玉串:越殿楽
撤饌:倍臚
二つのお宮を掛け持ちましたが同じ内容でした
変わったところがありました、笙の演奏がうまくなっていたことです
まだリズムを引っ張っていくことは出来ませんがもう少し付き合えば理解するかも知れません
それと直会にカニやイカなど新鮮な魚介類が沢山でました、昨日新潟の寺泊まで買出しに
行ったとのこと、美味しかったです
3:40頃U先生の龍笛教室を覗いてきました
皆さん良い音を出しています(五常楽急の途中から聴き始め越殿楽を車で吹いておしまいでした)
プラ管でこれほどの音が出るか?とびっくりするような音を出す人が出てきました
龍笛を吹き始めてまもなくの人が毎月一日本物の先生から指導を受けることは
それ程の成長を見せてくれます。このメンバーはタイミングがとても良かったと
しみじみ思います。もう少し変な癖が付いてからでは直すのに時間が掛かるし
始まったばかりだと先生の言ってる意味が判らないし・・・
先生の音色を聴いて本日狂った物が洗われるようでした
これでしばらく楽しめそうです
2009年11月24日(火) 盧舌が不安定で困る
あれやこれやで一週抜かしたら(10日位吹かなかった)随分久しぶりな感じがしました
篳篥は有せ、小正、林佳、宮圭、私
龍笛は青利、林千、宮美、田祥、下せ、杉嘉、門静、小一、高建、内昇と小学4年生の濱君
篳篥は小正さんが林佳さんと五常楽急の特訓
私と有せさんと壱越調胡飲酒破の練習
宮圭君が着たので平調音取、盤渉調音取、雙調音取
内昇君が一人浮いていたので呼び寄せて一緒に練習をする
平調音取、雙調音取、盤渉調音取、壱越調音取
倍臚の合奏、雙調酒胡子の合奏
龍笛が雙調酒胡子を吹き始めたのでそれに合わせて吹く
これで龍笛のお母さん軍団はお帰り
それから篳篥は五常楽急を正式に吹く
宮圭君がお迎えの電話をし
母親が来るまでに「さくらさくら」を吹いてもらう
皆さんで君が代を吹いて宮圭君が帰宅
残り4人で越殿楽を車で吹いて
本日終了
私を含め安定する盧舌が無くて苦労する
中学生の二人も新型インフルエンザに振り回されて一月ぶり位とのこと
一人は感染してもう一人は未感染(検査機関が混雑していて未確認)と言う話
実際には発熱しないだけで抗体が作られている可能性もあります
発症した時期を考えると感染して発熱するまでの潜伏期間に私たちは遭遇していたことになります
おる年齢を超えた人たちは感染しないのかね?
その子の家族も子供たちだけ感染したようです
2009年11月30日(月) 盤渉調
篳篥だけの練習となりました
参加者は松和、高繁、宮紀、私
盤渉調調子をカノンで
盤渉調越殿楽、輪臺、青海波、蘇莫者破のそれぞれ唱歌と演奏
越殿楽だけ音頭を松和さんがやりそれ以外は皆さんで頭から吹きました
それぞれうまく吹けなかったところの説明
蘇莫者破を正式に吹いてちょうど時間となりました
この方式で吹いた場合唱歌が不足している人は吹いた時拍子を飛ばし気味になります
ある程度繰り返せば克服するのかも知れません
ただ龍笛軍団はU様教室に出ている人は克服しているようなので何か方法があるのかも知れません
研究してみます