源さん気まぐれ日記
バックナンバー
2010年9月5日(日) 仮遷座
八剱神社の仮遷座に奏楽参加してきました 笙:山光、龍笛:上徳、篳篥:宮源
式年造営の為正殿から御霊代が権殿へ移されるお祭りです
その後本来ならば新築するところですが正殿を修復します(権殿の千木が新しかった)
本日は壱越調でまとめました
手水
関係者昇殿:太鼓
宮司祭員昇殿:武徳楽
開扉:壱越調調子
修祓
遷座祝詞
遷座:賀殿急(あと一行で終るところまで吹きました)
献饌:入破(これもあと三行まで)
祝詞
玉串:迦陵頻急(戻って3行目まで)
撤饌:陵王(あと二行まで、最後まで吹きたかったくらい面白く吹けました)
退下:長慶子舞楽吹き(最後まで吹いて終了、まだ人は残っていたけれど終わりにしました)
直会(齋館二階に移動して)
久しぶりの曲が多いのととても暑い気温に翻弄されました、吹いている時間が長かった
次の盧舌を作り上げないと・・・
2010年9月6日(月) 月曜練習
篳篥:宮紀、松和、小正、宮源
何時もの部屋で巫女さんが熱心に舞いの分解図を作成してました。
古い齋館で練習を始めたら部屋が空きましたとの連絡があり何時もの部屋へ移動しました
平調調子 1:松和、2:小正、3:宮紀と私
林歌の唱歌演奏(音頭:松和)
小郎子の唱歌演奏(音頭:小正)
王昭君の唱歌演奏(音頭:宮紀)
扶南の唱歌演奏(音頭:松和)
夜半楽の唱歌演奏(音頭:小正)
倍臚半帖の唱歌演奏(音頭:宮紀)
ところどころのフレーズの唱歌解説を交えて時間となりました
2010年9月7日(火) 火曜練習
龍笛:小一、古寛、宮久、田祥、青利
篳篥:有せ、小正、宮源
合歓塩の唱歌2回、演奏
もう一度唱歌演奏
太食調音取
篳篥:有せ 龍笛一人ずつ
篳篥:小正 龍笛一人ずつ
傾盃楽唱歌演奏
平調音取 篳篥:有せ、龍笛:一人ずつ
越殿楽演奏 音頭:青利、有せ
宮久さんの音が安定してきました、練習を感じます。田祥さんも吹き込んでいる音色がします。二人とも素直な音色がいいですね
それに聞き込みもやっている気配が感じられます
有せさんは随分久しぶりのような気がしますがそれなりに吹き込んでいるようです
音取も龍笛の人数分吹いただけで安定してきますし違う曲に行っても付いてこれるようになって来ました
2010年9月8日(水) 水曜練習
御柱、消防のポンプ操法の為に中断していた水曜練習が久々に再開
林佳、小正さんが練習してました。私は遅れて盧舌を持って参加
3本位の中から選んでもらい一本をわたしました
彼は消防のラッパ吹きなので高音は唇に力が入ってしまいます
早く慣れてもらいたいものです。多分一年くらいすれば良くなると思います
平調越殿楽、五常楽急は暗譜できたようです、少し不安があるといってましたが
秋祭りにはお披露目できると思います
山宗君は都合で参加できませんでしたが次回から出てくると思います
彼も秋祭りに参加できれば神事は越殿楽一本やりでも良いので吹かせたいと思っています
多分手持ちの盧舌は使い物にならないと思うので一本作って持っていきます
2010年9月13日(月) 月曜練習
篳篥:宮紀、松和、宮源 龍笛:古寛、水光(権禰宜)
合奏はなし
平調音取、平調調子(1:松和、2:宮紀、3:宮源)
鶏徳の唱歌演奏(音頭:宮紀)
宮下さんの音を止めるところが一定しません、特に息の余る部分です
それを注意しました
越殿楽の唱歌
演奏は止めました、理由は息が余って止める部分で手付けが変化する部分がこの曲は多いのです
あいまいな演奏になる由縁かもしれません、雅楽の入口は違う曲にした方が良さそうです
五常楽急の唱歌演奏(音頭:宮紀)
ところが付け所の手前の息の余る部分のお尻が伸びて入り損ねました
宮下さんが一人で吹いて終りましたがやはり共通して伸びる部分があります
指摘をして再度挑戦
どうやら三人でふきましたが意識的に早く切って皆さんのを聞くようになってしまい
やはり合奏向きではありません
皇じょう急の唱歌演奏(音頭:宮紀)
三臺塩急の唱歌演奏(音頭:松和)
王昭君の唱歌演奏(音頭:松和)
老君子の唱歌演奏(音頭:宮紀)
宮下さん良い音が出るようになってきたのと手付けを見て考えることなく手が動くように
なって来ました。誰かと吹いていれば付いてこれるようになりました
吹き込んでいると自然と力が入って押さえてしまいセメが中に入ってしまうようです
ここでセメを変えると横がわれてつぶれてしまいます、違うリードに替えてもらいました
吹き方を意識してもらうとそのまま吹き続けることが出来ると思います
それと音出しで3m先に息を送るつもりで吹いてもらうと良く抜ける音がしますが
そのまま音取を吹いてもらうと途端にリードに吹き込んでしまいます
指摘したけど意識して直してもらえるか次回が楽しみです。最近家で吹き込んでいるのが
判りますから
2010年9月14日(火) 火曜練習
龍笛:浜健、小一、古寛、青利、田淳、守佳、田祥、宮久
篳篥:有せ、松下、森口、宮源
中3は18日に倍臚を吹くということで篳篥だけで練習を
止手は松下さん、只拍子特有の止手を理解できたようです
龍笛と合奏練習
平調音取を篳篥3名がかわるがわる吹いて龍笛皆さん分消化
平調越殿楽の合奏(二返)付け所二番
太食調音取を有せさんと私がかわるがわる吹いて龍笛みなさんと
今一付け所がわからないとのことで3フレーズのみ吹いて
龍笛は一息分を頭に入れて篳篥の手移りを見てあわせてもらいました
どうやら理解できたようです
本日はこれにて終了しました
2010年9月15日(水) 恒例の例大祭
手長神社の秋の例大祭に行ってきました。敬老の日が固定されていた頃
午前中は敬老会、午後は手長神社の例大祭と来賓の行動を考えてこの日時に固定
されました。しかし世の中は移ろいやすく敬老の日が変動性に変わってしまったけど
この祭りはそのまま継承されています
午後3時からおよそ一時間の神事を終えて直会をやれば腰を落ち着けて飲めます
準備されるお酒の量はびっくりするくらいですが昔はこの数倍はあったと思うとのことです
本年は30分くらい前から雨が降り出し神事の最中には雷が鳴る天候になりました
薄暗くて譜面が良く見えないので慣れている曲になりました
参進:鶏徳
宮司一拝
開扉:調子
献饌:五常楽急(返二で吹いて戻って3行目から4行目に移るところで終わり)
祝詞
遣弊使祝詞
玉串:皇じょう急(二回半吹きました)
撤饌:倍臚(戻って3行目で止手、今日はCDのように最初ゆったりと吹けました)
退下:長慶子舞楽吹き(最後まで吹いておしまい)
直会:本年は参加せずに帰宅しました
程よくぎんぎんとなったりスーと合ったりしながら楽しめる演奏だったと思います
龍笛:上徳、笙:山光、篳篥:宮源
2010年9月20日(月) 月曜練習
篳篥:松和、小正、私 今夜も合奏はなし
平調調子 1、松和、2、小正、3、私
三臺塩急の唱歌演奏(音頭:小正)
王昭君の唱歌演奏(音頭:松和)
扶南の唱歌演奏(音頭:小正)
林歌の唱歌演奏(音頭:松和)
長慶子舞楽吹きの唱歌演奏(音頭:松和)
龍笛:田淳、水沢、守佳
笙:遠山郷の神主さん
2010年9月21日(火) 火曜練習
浜健君は小一さんと倍臚の練習をしてました
古寛、宮久さんが音出しを・・・ん?? 宮久さんの音が高いようです
チューナーで修正してもらいました
この本管は「干」の和も責もセンターに合います、「中」の責は上げないと合いません
これはプラ管でも同じですが「干」と「五」は扱い勝手が良さそうです
本日は篳篥が小正さんと私の二人なので古寛さんと宮久さんの隣に座って音取の練習
太食調の音取を二回ずつ
平調音取を一回ずつ、雙調音取を一回ずつ古寛さんが吹いている最中に青利さん登場
でそのまま雙調音取から参加
黄鐘調音取を一回ずつ
壱越調音取から守佳さん登場
盤渉調音取から田祥、小一さん
ここから太食調音取を青利、守佳、田祥、小一・・・・
要するに吹いていない音取を吹いてもらい全員6調子音取を吹きました
途中「抜頭音取」と「渉陀調音取」の譜面を小正さんにコピーしてもらい配布しました
何時か吹いて見たいと思います
田祥さんの希望で合歓塩の唱歌演奏
残り時間が少なかったので隣のページの長慶子舞楽吹きの唱歌を
一行めの唱歌を数回
二行目の唱歌を2回
あとは流れに乗れば吹けると言うことで吹いて見ます
一行目を3回
二行目を2回
3行目を一回
4行目を一回
どうやら良さそうなので4行目から止手まで吹いて見ました、数回やれば良さそうです
それにしても皆さん良い音を出すようになってきました
2010年9月22日(水) 水曜練習
今晩も新人さんは所用があってお休みでした
小正さんが元気に吹き込んでいました
少し離れて盧舌の手入れをやって今晩はおわりです
30本くらいの舌を順に音出しをして微調整をやって行きます
既に良い物は人手に渡っているので癖のある物が残っている状況です
あと一月もやってれば半分以上は使い物になるかも知れません
小正さんが抜けの悪い音を出しているので見てみました
どうやら少し前に渡した柔らかいものでした。一曲くらいなら元気良く吹けても
長時間には向かない代物です。一時の繋ぎに使って違うものを仕上げるように進言しました
2010年9月23日(木)
昨夜はお月見と季節を感じる料理の会に呼ばれて奏楽してきました
約70名の観客で四季折々に開催し過去色々な方々をお招きして見識を高めているそうです
主催者が今夜は私語が無く驚いたそうです
龍笛:川徳、笙:山光、篳篥:宮源
食と酒にまつわる曲、と言うよりその文字が使われている曲を選びました
第1部
太食調音取
合歓塩
傾盃楽急
あいさつ
壱越調音取
酒胡子
胡飲酒破
第2部
司会者が予め雅楽の序・破・急と千秋楽の説明をして我々に振ってきました
楽器の説明 龍笛、篳篥、笙の順
をそれぞれの担当者が行い篳篥では雅楽にまつわる言葉として「塩梅」を吹いてみて
管の説明のあと呂律の説明で第一部では「呂」の調だったこと
演奏曲として「律」の調から
平調音取
越殿楽一返
倍臚(やたらめったらの語源の八多良拍子ではなく只拍子で演奏と説明)
以上でした
食事はお酒(焼酎、日本酒、ビール、ワインなど)が出るので飲みたいとのことで
第2部は説明だけにしようと話しましたが真剣に聴いてくれるので演奏もしようと
急遽吹きました、既に飲酒してるのでうまく吹けなくてもごめんなさい
それでも倍臚の迫力には押されたようです
篳篥としては梅雨時の拉ぐ季節に比べて盧舌をコントロールするのに苦しみました
次のリードを作る間もなく乾燥する季節になってしまいました
2010年9月27日(月) 月曜練習
篳篥:小正、松和、宮源
平調調子(1、松和、2、小正、3、宮源)
壱越調調子(1、松和、2、小正、3、宮源)
太食調調子(1、松和、2、小正、3、宮源)
盤渉調調子(1、松和、2、小正、3、宮源)
黄鐘調調子(1、松和、2、小正、3、宮源)
雙調調子(1、松和、2、小正、3、宮源)
迦陵頻音取
渉陀調音取
抜頭音取
倍臚音取
蘇莫者音取(2種類)
青海波音取
音取シリーズで青海波が最後だったので(他にも在るけど今夜は)青海波の舞楽吹きに挑戦しました
青海波舞楽吹き唱歌、青海波音取、当曲演奏
倍臚八多良拍子唱歌、倍臚音取、当曲演奏
倍臚急(新羅陵王急舞楽吹き)唱歌演奏
胡飲酒破舞楽吹き唱歌、迦陵頻音取、当曲演奏(3回)
五常楽急舞楽吹き唱歌、演奏(3回)
で時間となりました
舞楽吹き特有のリズムになれば面白くなると思います
2010年9月28日(火) 火曜練習
龍笛:小一、古寛、浜健、青利、宮久、田祥、田淳
篳篥:有せ、小正
それぞれ音出しで笛を暖める
平調音取
越殿楽二返
それぞれ音出し
合歓塩唱歌演奏
唱歌では二行目を二回歌いました
傾盃楽急唱歌演奏
平調音取
越殿楽二返
で時間になりました
10/2はリハーサル
3日は午後12時30分に協働推進室へ集合、着替え
午後1時本番
演奏曲目は平調音取、越殿楽