源さん気まぐれ日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2011年4月4日(月) 月曜練習

昼間は神葬祭のお手伝いに行ってきました(笙と篳篥の2管)
行ったら昔行きあったことがある人でした
本日から衣装が直垂から鈍色の浄衣と懐烏帽子(これだけは新品)になりました
残念ながら浅靴はありませんでした
今までのあでやかな色彩から沈み込む色合いでしっとりした雰囲気は出ます

夜の定期練習は合奏は無し
篳篥:松和、宮源
雙調調子(一掾F松和、二掾F宮源)
颯踏の唱歌・演奏
入破の唱歌・演奏
賀殿急の唱歌・演奏
武徳楽の唱歌・演奏
鳥急の唱歌・演奏
長慶子舞楽吹の演奏

龍笛:古寛、守佳、田淳
乱声、納曽利、陵王、酒胡子などが聞えてました

2011年4月5日(火) 火曜練習

龍笛:小一、浜健、宮久、田淳
篳篥:小正、有せ、宮源

浜健君は小一さんと別メニュー、8時頃に帰ります
その間めいめい音出しやら個人練習

雙調賀殿急の唱歌・演奏
武徳楽の唱歌演奏
鳥急の唱歌二回、演奏(有せさんの譜面を切る、要するに初めて)
有せさんに特徴的なところの説明
もう一度演奏
更に特徴的なところの説明
もう一度演奏
酒胡子の唱歌演奏
平調越殿楽の演奏(一行ずつ)

私は8時過ぎまでノートPCと格闘してました
皆さんの唱歌演奏を横で聞いていて唱歌に問題ありと感じました

次回からはもう少し工夫して唱歌をやりたいと思います

2011年4月6日(水) 水曜練習

久しぶりの参加になります。先週は有せさんも参加したと思う
植松、小沢、宮坂
植さんの盧舌の調子が今一なので一本調整して渡しました
終る頃には横に割れが入っていました

来週は私の盧舌仕込みの方法を現場でやってみます
別段特別なことはしてませんがおそらくその基本的なことが出来ていないと考えられます
何回も説明はしてありますが理解出来ていないのだと思います

越殿楽の唱歌では一音高く歌っていたようです
小正さんから指摘されてました
長時間吹くと力尽きて押さえ込んでしまいます
大きな音を出す時も唇で押さえ込まずに適正な圧力でいるようにこらえる筋力が必要になります
これは練習するしかありません。ただ闇雲に吹いても効率が上がりません
本人が意識するまで傍らではやりようが無いのが実情であり判らずに離脱するも現れます
実際その人数の方が多いのです

五常楽急に行きました
小正さんもあやしい音程が見受けられます。本人は判っているので修正しようと頑張っています。練習の絶対量が少ないのかも知れません。最近月・火・水と週三日やってるので
随分上達してきたような気がしますが、毎日同じ量をやれば格段の違いが出ると思うのだけど・・・

さて追加した盧舌も底を突いてきたので新たに作らないと今年の講習会に間に合いません

2011年4月11日(月) 月曜練習

篳篥:松和、宮源
雙調調子(一掾F松和、二掾F宮源)
小正さん登場
雙調調子(一掾F松和、二掾F小正、三掾F宮源)
颯踏の唱歌・演奏(二返)(音頭:松和)これは長いですね、しかし良い練習になります
杉さん登場
盧舌が今一なので強めの物を1本進呈
越殿楽の唱歌(二返)
演奏(二返)(音頭:杉)
かなり苦しそうなので柔らか目の物を1本進呈
五常楽急の唱歌・演奏
皇じょう急の唱歌・演奏(演奏は半帖まで)
で時間となりました
杉さんは音感も良いしリズムもそれなりに取れます
苦しい時をうまくこなせれば実践にも使えると思います
もう少し篳篥の筋肉を付ければ楽しみですね、神職では久々のヒットだと思います

2011年4月12日(火) 火曜練習

龍笛:小一、古寛、宮久
篳篥:小正、有せ、宮源
雙調音取
壱越調音取、平調音取、黄鐘調音取、盤渉調音取、太食調音取

有せさんの希望で雙調鳥急の唱歌・演奏
宮久さんの希望で胡飲酒破の唱歌・演奏
古寛さんの希望で長慶子の唱歌・演奏
合歓塩二返の唱歌・演奏、さすがに長い
けれども最後まで綺麗に吹いています。安定してきた感があります

2011年4月14日(木) 水曜練習

盧舌の調子が悪いようです
吹けるものを渡しても駄目にしてしまう(と言うことです)
渡された状態に復元できていない・吹き方に無理がある・吹くための筋肉が出来ていない
どれか一つかそれ以上当てはまると思います
毎日篳篥だけを考えて生活するわけにも行かないので仕方ないことですが

唱歌の時膝を手で打ちますが落下に任せる波のごとくに打てないみたいです
高さを変えて緩急をつけますがメトロノームに慣れているため自然に調整してしまうようです
篳篥は手付けの音程で歌うのが殆どなので慣れれば歌いやすいと思う
しかし現実にはかなりずれています
口伝だとそれしか耳に入らないのと譜面を使わないので師匠に集中できるんでしょうね

自己練習のありかたに問題がありそうです

2011年4月14日(木) お花見ゲリラライブ

これから雅楽ライブをやるから来て欲しいと突然電話が来ました
龍笛2名、笙1名、鞨鼓1名、筝1名(篳篥)
と言う構成で篳篥が足りないとのこと
この地区は毎週木曜日の午後4時から毎週練習しているとのこと
暇を作って来てくださいと言われました
練習会場は高台の眺望優れた一等地です、私の家からは45分くらいです

若木の桜が満開で古い桜が3分咲きの条件の良い環境です
大震災で自粛ムードが反映してか観客が少なくもったいない状態です
この近くに住まう次男嫁と孫2人がサクラで来てくれました(突然なのに)
渡すものがあったので呼び出してしまいました
おかげさまで終了の頃には10名になっていました

雅楽の合間に「篳篥でポップス」の演奏がありそちらの方が人気が高かったのが現実です
雅楽で人を引き付けるにはそれなりのものが必要かと感じました

2011年4月15日(金) 酉の祭り

龍笛:川上、小野、笙:山田、篳篥:松田、宮坂

10時から月次祭
宮司一拝:壱越調調子
献饌:酒胡子
玉串:武徳楽
撤饌:胡飲酒破
宮司一拝:壱越調調子

12:45御神輿遷禦:舞楽陵王
行列召したて道楽
前宮にて
宮司神輿の扉を開ける:雙調調子
献饌:酒胡子
玉串:武徳楽
撤饌:胡飲酒破

行列召したて本宮まで道楽


本宮にて
御神から輿遷禦:舞楽陵王

帰白祭
宮司一拝:雙調調子
献饌:賀殿急
玉串:鳥急
撤饌:陵王

今朝4時ころから鼻水が出て苦しみました
神職の鼻水を止める薬をもらいましたが篳篥を吹き始めると出てきます
時々鼻をかみながらの奉仕になりました
こんなことは始めての経験で弱りましたが私の吹いていない時の演奏を聞くことも
できました
他の楽器の進行状況も聞きながら演奏してるのは山田さんと川上さんでした
それ以外の二方は合わせる気配がありません
今後の課題とします

2011年4月16日(土) 鳥急の二の祭り

龍笛と勺拍子:北爪、神楽笛:水野、笙と太鼓:毛利、篳篥:松田、宮坂
舞姫:朝美、友美

宮司一拝:雙調調子(松田)
献饌:越殿楽
祝詞
献詠歌
浦安の舞
玉串:五常楽急
撤饌:皇じょう急
宮司一拝:雙調調子

本日も鼻水が出る状態でしたが昨日より少なかった
浦安の舞のリードボーカルが2音ほど高い出だしでたまげましたが
付け所から少し進んだところで正常に軌道修正が出来ました
どうやら友美さんが初舞台だったのかも
自信がつけば良い舞手になると思います
これからは浦安の舞の練習にも押しかけようかと考えている

今週は月曜から土曜まで毎日雅楽が出来ると言う初めての経験をしました
もう少し若ければと感じ入っているこの頃です

2011年4月18日(月) 月曜練習

篳篥:松和、小正、宮源
雙調調子、壱越調調子、太食調調子
雙調颯踏の唱歌演奏(音頭:松和)
同入破の唱歌演奏(音頭:小正)
賀殿急の唱歌演奏(音頭:松和)
鳥急の唱歌演奏(音頭:小正)
柳花苑の唱歌演奏(音頭:松和)
長慶子舞楽吹き演奏(音頭:小正)
以上で丁度時間となりました

唱歌の時の音程の取り方に問題がありそう
雅楽の音律が体得できていないことになります
宮内庁の先生方は音程とリズムを唱歌から学びます
楽器はそれ以降になります

2011年4月19日(火) 火曜練習

参加者が少ないので練習を中止しましたが連絡不徹底で龍笛3名は練習したとのこと
龍笛:小一、古寛、田淳
詳細は不明

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

info@364.jp
Akiary v.0.61