源さん気まぐれ日記
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2011年5月5日(木) 神葬祭
本日は神葬祭のお手伝いに行ってきました(川上、山田、宮坂)
自宅での葬儀式です。自宅とは言え商売をしている場所があるので充分です
家族葬の感じでゆったりと真心こもった時間を過ごすことができました
入場:越殿楽
修祓
祭主一拝
太玉串:篳篥一管、朝倉音取
献饌:笙一管、盤渉調調子
しのび詞
弔電
玉串:青海波
撤饌:龍笛一管、越殿楽
祭主一拝
十日祭
祓詞奏上
修祓
祭主一拝
献饌:笙一管、黄鐘調調子
十日祭祭祀奏上
玉串:黄鐘調越殿楽
撤饌:龍笛一管、黄鐘調音取
祭主一拝
喪主挨拶
祭主挨拶
退下:長慶子舞楽吹き
2011年5月9日(月) 月曜練習
新人の大社職員さん2名が練習に参加しました(先週かららしい)
山本さんは殆ど素人、水井さんは平調五曲を一応在学中にやってきたとのこと
実際即戦力に近い状態です
越殿楽を一行ずつ
唱歌
管を持って手付けをしながら唱歌
二回いて次の行へ進みます
3行満了したところで止手の練習を行い一行ずつ1・2・3・1・2で止手まで
あれこれ話しを聞きだしたりしながら少し休んで越殿楽二返の演奏
ここで少し違う曲をと言ったら水井さんが皇じょう急を教わりたいと希望
一行ずつ唱歌・手付けで唱歌・演奏
最初の二行半まで行ったらそこまで続けて演奏
続きの唱歌・手付けで唱歌・演奏
半帖までの演奏
本日はこれにて時間となりました
来週までに盧舌を用意することにしました
2ヶ月もすれば笙・龍笛と合奏が出来ると思います
実践向きの練習も取り入れたいと思います
実際にはもう少し早いペースで進行するかも知れません
2011年5月10日(火) 火曜練習
久しぶりの参加となりました
龍笛:小一、浜健(8時まで)
青利、田淳、田祥、宮久、古寛(会議の一回吹いて退散)
篳篥:有せ、小正、宮源
黄鐘調音取
拾翠楽の唱歌・演奏
龍笛一人が一度音頭を務めました。これだけ連続で吹けば暗譜できます
越殿楽を1・2・3・1・2で唱歌・演奏
これも龍笛が一度音頭を務めました
最後に雙調鳥急の唱歌だけでお終い
拾翠楽の出だしの音色は宮久さんが一番近かったと思います
有せさんが大分長時間吹けるようになってきた(練習してきた曲だったし)
さて14日はU先生龍笛教室がありますが何をやるんでしょうか?楽しみであります
私は所用があって参加出来ないけど時間が出来たら顔を見に行こうかと考えてる所です
2011年5月16日(月) 月曜練習
篳篥:宮下、水井、松田、小沢、宮坂、(山本君は春宮宿直の為欠席)
水井君には聞き役になってもらい
黄鐘調調子、一掾F松田、二掾F小沢、三掾F宮下、宮坂
平調調子、上に同じ
初めて聞くとのこと、カノンになったら何処を吹いているのか判らなくなり
眼が泳いでいました
水井君の希望により
鶏徳 唱歌、演奏(音頭:松田)
問題の箇所の検証、一行目の「リィャァリー〜ラ」先輩方松田、小沢、宮下、宮坂の順に
そのフレーズを吹いて最後に水井君が出来るまで指やら音程などの指摘を受ける
二行目「テヱルレ」これは五常楽急に出てきたフレーズと説明
一行目と同じく先輩方の演奏を聴いて修正
ここで先輩方のリズムが変なので唱歌を皆さんで歌いそのまま吹いてもらう
水井君が出来るまで吹いてもらう
三行目の「リーイヤーリ」「イーフィ」は五常楽急の二行目と同じと説明し
先輩方に吹いてもらい水井君が出来るまで繰り返す
その下の「チーイヤロ」も同じく
四行目の一番上のフレーズも同じく
五行目の一番上のフレーズとその下の「リィヤリ〜ラ」の説明
一行目と違い徐々に迫り上げる
説明の後音頭水井さんで初太鼓から付けて演奏
止手が理解出来ていないようなのでその練習五行目を上から吹いて止手
前回皇じょう急の前半だけやったのでその残りの唱歌・演奏
(皆さん同時に吹きだし止手だけ小沢)
最初から演奏(音頭:宮下)
問題の箇所のおさらい
途中唇を休めるために話を交えながらでも内容の濃い練習が出来たと思います
諏訪大社では新入社員に5月中に吹けるようになれと命令が出たそうです
それで明日は上社で練習があるとのことです・・・・・
ちょっと無謀な命令のようですがそのくらいにしないと皆さん楽な方向に行ってしまう
ので出た話だと思います
それに雅楽の重要性も認識されると思います、何より長く勤めれば吹いていられない
役どころになってしまうことも反映されていると思います
若いときに集中して練習が出来ると言うことは将来何かが変わります
2011年5月17日(火) 火曜練習
龍笛:小一、浜健、青利、田淳、田祥、宮久
篳篥:小正、有せ、宮源
黄鐘調音取:龍笛の人数分を小正、有せ2名が交互に対応
拾翠楽の唱歌演奏:龍笛が一人一回音頭で龍笛の人数だけ演奏しました
太食調音取:龍笛の人数分を小正、有せ2名が交互に対応
小一さんを除いて皆さん緩急を付けて演奏できるようになっていました
さすがU先生に教わった直近です
抜頭の管絃の唱歌・・・意外や苦しんでいます
3回唱歌をやりました
とりあえず演奏(音頭:青利)
止手の練習
再度演奏(音頭:田祥)
再度演奏(音頭:宮久)
長慶子舞楽吹きの唱歌
一行目から問題発生(一行目が意外と難しい、ここが出来ると後は楽です)
とりあえず小一さん音頭で演奏
時間となりました
U先生教室で先生の音や手や体の動きに集中する人は早く上達します
譜面だけをしっかり見ている人は先生の意図を汲めません
はっきりと現れてきます
現場を見ていなくても想像できるくらいに唱歌や演奏に出ています
2011年5月23日(月) 月曜練習
今夜は4人の新人さんが体験練習に来ました
神田さんは学生時代にサークルで龍笛と笙をやってましたと楽器・譜面持参で来ました
龍笛では越殿楽、五常楽急を吹き、倍臚と鶏徳は途中まで
笙はサークル仲間に教わり音取、越殿楽が吹けるとのことです
篳篥は初めてとのことでしたが指を追って吹いていたので音には慣れているようです
先日の水井君も即戦力に近い状態での入社なので今後が楽しみです
彼と一緒に入った山本君は笙に変更しました(今夜は龍笛を教わっていたけど)
さて他の3名は龍笛も篳篥も初体験で大変そうでした(全員音が出て演奏に付いて来る意欲があった)
新人練習をどのように進めるのか課題が出来ましたが進行状況で判断したいと思います
最近「雅房」の篳篥リード(初心者用)を購入してみましたが中々良い出来です
感動して吹きすぎて気がついたら横に割れが入ってました (涙
早速追加注文をしたので今度は日数をかけてじっくり仕上げたい
今日「たなかや」さんから購入した葦を寸法取りするべく仕分けをして
10本くらい切り出した。暇を作って全部裁断する予定
裁断したものを仕分けて梅雨までに拉ぐ手前段階まで持って行きたい
出来れば新人さん用に上達に伴った盧舌を供給できるよう考えよう
2011年5月24日(火) 火曜練習
龍笛:小一、浜健、古寛、青利、守佳、宮久、田祥
篳篥:小正、宮源
小一さんと浜健君は黄鐘調鳥急をやったみたい
黄鐘調音取
越殿楽の唱歌・演奏(音頭:守佳)
拾翠楽の唱歌・演奏(音頭:青利)
止手を皆さん分練習
西王楽破唱歌・演奏(音頭:古寛)
止手を皆さん分練習
仙遊霞の譜面を切って無い人が居て写している時間を使って太食調音取を人数分
唱歌・演奏(音頭:田祥)
唱歌の音程が今一の人が少なくなってきました。
千二百年以上前から唱歌を使って伝えてきた実績のある手法なのです
音程・リズム・曲にまつわる微妙な音程の動きや間のふくらみや短縮を使って
曲の持つ背景や感情を表現し伝えてきたものと思われます
譜面には指穴と歌詞しか記載されていません
唱歌を歌えなくても演奏が出来れば良い、すごい音が出れば良いと言うのはその人個人
レベルではまったく問題がありません
古くから伝わってきた音楽・芸能を後世に伝える(後輩に教える)時に問題が発生します
要するに効率よく全てを伝えることが出来ないからです
通常その場合教わる側が駄目だったと言う事になって終ってしまうことが多いと感じています
大体歴史が証明していることを否定する人が雅楽をやっていること自体問題があるのかも知れません
素直に先達の声に耳を傾け預けることが大切なことだと考えます
従って唱歌の出来る師匠を見つけることが課題となります
2011年5月29日(日) 盧舌
最近「雅房」というネット販売のお店から盧舌を購入しました
初心者用2本と未調整2本です
拉ぎは私より少し強め(扁平)横は私より大目に残っています
音の出は良いです
調子に乗って吹きすぎて横に割れが入ってしまいました
時間をかけての慣らし運転が必要でした
現在未調整1本を慣らし運転中(現在割れ無し)
調整済み2本を追加注文した、納品に1週間を見て欲しいとのこと
1週間より早く来ました
直ぐ音が出ます、慣らし運転に入りました。直ぐ使える盧舌は持ちが悪いと言う事になってます
自分でも葦を切断して作る準備をしています
古来よりの適時は梅雨時です。この地域も何時もより早く入梅となりました
経験上気温の高い梅雨の時の方がやりやすいので6月末から7月末までの予定
過去強めに拉いだ方が鳴りが楽と言う事は判っていました
違うのは削り方です
これは東儀兼彦さんとも吉本喜作さんとも違いますが、どちらかと言うと吉本喜作さん
に近いかな
東儀兼彦さんのDVDを見ただけで盧舌を手にしたわけではないのではっきりとは判りませんが
今回のおかげで成功率が上がることを期待しています
良く考えればこの値段で手に入るなら何も時間と費用を掛けて自分で作ることが
いかがなものかと考えさせられます
2011年5月30日(月) 月曜練習
篳篥:松田、小沢、水井、宮坂
雅楽体験の巫女さんは本日は笙に挑戦
黄鐘調調子、一掾F松田、二掾F小沢、三掾F宮坂
水井さんの希望で越殿楽一行ずつの唱歌、演奏は二返(音頭:水井)
倍臚の唱歌二返と演奏(音頭:松田)
独特のフレーズの解説と実践(返付からの1フレーズを二分割して練習)
4行目下のフレーズの開設と実践
い1〜3行までの演奏を二回
4行から6行上息丸までの演奏を二回
6行2フレーズから7行の息丸までを二回
7行から8行までの演奏を二回
頭換から返付1フレーズまでを二回
止手の練習
最初から一返の演奏
それにしても水井さん音程もリズムも合わせてきます。この按配で新曲に進めば
どのような曲にも対応できる体質が出来上がるかも知れません
巫女さんたちは笙だけで時間となりました。皆さんで話し合って持管を決めると思います
決まったら管を手配していただき練習になります
入門講座を別曜日に設定するなりして対応する必要がありそうです
次回までに方向が決まればありがたいところです
2011年5月31日(火) 火曜練習
龍笛:小一、浜健、青利、宮久、田淳、古寛(会議の為少しだけ顔出し)
篳篥:小正、有せ、宮源
小一さんと浜健君は8時まで別メニューで練習
黄鐘調音取、人数分
拾翠楽の唱歌・演奏(人数回)
越殿楽の唱歌・演奏(二回)
海青楽の唱歌演奏
(有せさんの譜面を切り曲独特のフレーズを二箇所説明)
長慶子舞楽吹の唱歌・演奏
以外や龍笛の皆さん唱歌が出来ません???
先日U先生に教わったはずですが・・・
来週一行目だけ徹底してやりたい(覚えてもらいたい)
譜面を見ていては合わせるのに苦労します